ご飯が臭い原因は、
- 保温のし過ぎ
- 米が古い
- 米の洗い方が不十分
- 炊飯器がきちんと洗えていない
- 雑菌の繁殖
などが考えられます。
保温のし過ぎや米が古いなどが原因でご飯が臭い場合は、ご飯は美味しくないかもしれませんが食べても問題ありません。
ただし、炊飯器の汚れや米自体の傷みが原因の場合は、そのご飯を食べるのは控えましょう。
ご飯の臭いを消すには
- 炊飯器の手入れ
- 新鮮な米を炊く
- ご飯を炊くときに酢小さじ半分を入れる
ことで防げます。
臭いの原因がご飯が腐っているかの判断は
- 炊いてからの経過時間
- ネバネバ糸を引いていないか
- 味に異常はないか
などを元に判断しましょう。
ご飯が臭くなってしまわないようにするには、長時間保温にかけたり炊飯器を切れに保つ必要がありますが、なかなか面倒だったりします。
そんな方は、炊飯器ではなく電子レンジご飯を炊いてみてはいかがでしょうか。
一度に大量に炊くことはできんが、食べた量だけ気軽にご飯が炊ければ余すことなく、また容器の清掃も手間がかからないので便利です。
気になる方は、ぜひ商品をチェックしてみてください。
ご飯が臭い原因
保温のし過ぎ
ご飯は糖質と食物繊維でできた炭水化物です。
炭水化物は長時間置くと、糖とアミノ酸によって引き起こされる「メイラード反応」により、褐色物資「メライノイジン」をつくります。
この物質により、ご飯が焦げ臭いにおいがつくことがあります。
炊飯器をきちんと洗えていない
炊飯器が汚れている場合、汚れがご飯に移って臭うことがあります。
特にパッキン部分は米粒はつまりやすく、雑菌の繁殖による臭いが発生しやすいです。
米の洗い方が不十分
米ぬかがきちんと落ちていないと、酸っぱい臭いの原因となります。
米が古い
古い米を炊いた場合、米ぬかが酸化したようなぬか臭さが出ます。
米は開封後、1~2ヶ月で食べ切りましょう。
雑菌の繁殖
炊飯器のフタを開けたままにしておくと、雑菌が入り込み繁殖します。
元々、お米についている「バチルス菌」の大繁殖を引き起こします。
このご飯は食べることができないので、要注意です。
臭いご飯の匂いの消し方
臭いご飯の匂いを消すにはどうしたらいいでしょうか?
ポイントは炊飯器のこまめな手入れと新鮮な米でご飯を炊くことです。
また1カップに対して小さじ半分ほどの酢を入れて炊くことにより、細菌の繁殖を防ぐ効果があるので、ご飯の臭いを防ぐことができます。
臭いご飯のアレンジレシピ
臭いご飯は更なるパンチのあるメニューにアレンジして美味しくいただきましょう。
カレーピラフ
【材料】
- 牛肉こま切れ 200g
- ご飯 2合
- 玉ねぎ 1玉
- 人参 半分
- トマト 1個
- 焼肉のタレ 大さじ6
- カレー粉 大さじ2
【作り方】
- フライパンで牛肉を炒め、焼肉のタレを掛ける
- トマト以外の野菜はみじん切りにし、炒める
- 塩コショウ(分量外)を入れ、野菜にしっかり火を通す
- 一度、火を止めご飯を入れカレー粉を入れて味付けをする
- 強火でしっかり炒める
- 器にピラフを盛り、ざく切りにしたトマトを乗せる
ガーリックチャーハン
【材料】
- 玉ねぎ 半分
- ニンニク 3片
- 卵 2個
- ご飯 200g
- しょう油 少々
【作り方】
- 玉ねぎをスライスして焼く
- ニンニクもスライスして油(分量外)で揚げてチップにする
- フライパンにご飯、卵を入れて炒める
- 塩コショウ(分量外)、ニンニクチップ、玉ねぎを追加してよく炒める
- 仕上げにしょう油をひと回し掛ける
まとめ
今回は炊飯器で炊いた臭いご飯の取扱い方について、ご説明しました。
簡単にポイントをまとめてみます。
- 臭いのついたご飯が食べられるかどうかは、臭いの原因による
- ご飯が臭い原因は、保温のし過ぎ、炊飯器がきちんと洗えていない、米の洗い方が不十分、米が古い、雑菌の繁殖が考えられる
- ご飯の臭いを防ぐには、炊飯器の手入れと新鮮な米を炊くことが必須
- ご飯を炊く際に酢小さじ半分を加えると、雑菌の繫殖を防ぎ臭いも防げる
- 臭いのついてしまったご飯は、よりパンチのある香りの料理にしてアレンジして食べる
炊飯器の手入れというと内窯に意識がいきがちですが、全体をお手入れするように気を付けましょう。
毎日のご飯が美味しくいただけますように。
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