チヂミは、お好み焼きと似ている粉物料理で、韓国料理の一つです。
足りないと困ると思い、チヂミを多めに作ってしまうことがありますが、残ってしまったチヂミは、どのくらい日持ちするのか心配になります。
- チヂミの保存方法は、常温や冷蔵では長く保存できないので、作った時に食べない分は冷凍保存がおすすめです。
- チヂミの生地は、作ったその時に使い切る方がよいです。
- チヂミの生地を冷蔵庫で保存した場合、もったとしても翌日まででしょう。
- チヂミの温め直し方は、電子レンジを使う、オーブントースターを使う、フライパンを使う方法があります。
それでは、チヂミの作り置きや生地の日持ちはどれくらいか、保存方法や温め直しの方法などについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
お好み焼きやチヂミなどパーティー気分で多めに生地を作ったり、焼いたりしてしまうことがある方、この記事を参考にしてもらえれば、作り過ぎてしまってもストックしておくことができるので、心配しなくて大丈夫ですよ。
チヂミの日持ち
チヂミの日持ちは、冷蔵庫で保存して1~3日ほどです。
チヂミの日持ち
チヂミを冷蔵庫で保存した場合の日持ちは、中に入れる具材によって違ってきます。
挽肉、ニラ、人参など定番の具材の場合は、水分が多く出ないので3日ほど持ちます。
もやしや豆腐など水分が多い具材を使った場合は1日程度しか持たないので、作ったその日か、翌日の朝食やランチなどで食べ切った方がよいでしょう。
チヂミの保存方法
チヂミの保存方法として、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存それぞれについてお伝えします。
チヂミの常温保存
チヂミはラップをした後、更に密閉容器に入れて置けば、作ったその日中までならば食べることができるでしょう。
保管する場所は、高温多湿を避けて日の当たらない涼しい所です。
気温が20℃を超えるような暑い日は、3~5時間以内が目安になります。
チヂミの冷蔵保存
小麦粉が材料のチヂミは、冷蔵庫での保存は向いていません。
0~4℃の低温で水分が乾いてしまうため、生地が固くなり、美味しく食べられなくなります。
冷蔵庫で保存した場合の日持ちは、下記のように保存して翌日までです。
チヂミの冷蔵保存方法
- 粗熱をとったチヂミを、1枚1枚ラップで包む。
- さらに密閉容器またはジップロックに入れて、水分が抜けないようにする。
- 冷蔵庫で保存する。
チヂミの冷凍保存
チヂミを当日食べないならば、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存した場合の日持ちは、2週間~1ヶ月です。
長期間冷凍保存すると、冷凍焼けする心配があるので、美味しく食べるには、2週間以内に食べ切ることをおすすめします。
チヂミの冷凍保存方法
- チヂミをしっかりと焼いて、粗熱をとる。
- 1枚1枚ラップで包む。
- 密閉容器や冷凍保存袋に入れて、密閉状態にする。
- 金属トレイに乗せて、冷凍庫に入れる。
チヂミは、野菜、きのこ類、肉類、海鮮、チーズなど、どんな具材でも美味しく作ることができますが、冷凍に向いていない具材があるので注意が必要です。
チヂミの冷凍保存に向かない具材は、
- じゃがいも
- 冷凍のシーフードミックス
です。
じゃがいもは冷凍すると、食感も味も悪くなってしまいます。
冷凍のシーフードミックスを使ったチヂミを冷凍すると、再冷凍することになるので止めましょう。
一度解凍したものを再度冷凍すると、菌の繁殖の危険があり、食中毒になることもあります。
冷凍せずに翌日までに食べ切るのであれば、冷凍のシーフードミックスを使うと手軽に作れるのでおすすめです。
チヂミの生地の日持ち
チヂミの生地は、作ったその時に使い切る方がよいです。
冷蔵庫で保存した場合は、もったとしても翌日まででしょう。
チヂミの生地は卵を使っているので、あまり日持ちしません。
常温では、卵がより傷みやすいので、必ず冷蔵庫で保存しましょう。
チヂミの生地の保存方法
チヂミの生地の冷蔵保存と冷凍保存について、お伝えします。
チヂミの生地の冷蔵保存
チヂミのような粉物は、混ぜた後にすぐ焼くよりも、3時間くらい冷蔵庫で寝かせた方が、生地が落ち着いて食感がよくなると言われています。
チヂミの生地の冷蔵保存方法
- 作った生地に空気が入らないように、しっかりとラップをして冷蔵庫で3時間ほど保存する。
- 焼く時に具材と混ぜ合わせる。
焼くときに具材を混ぜた方が、先に混ぜてから寝かせるよりも、具材の水分が出ないので美味しくいただけます。
チヂミの生地の冷凍保存
チヂミの生地は冷凍すると、解凍する時に分離してしまうため美味しくなくなってしまうので、冷凍には向いていません。
冷凍する時には、生地のままではなく、しっかり焼いてから粗熱をとって冷凍保存するとよいでしょう。
チヂミの温め直し方
冷蔵や冷凍で保存したチヂミの温め直し方は、
- 電子レンジを使う
- オーブントースターを使う
- フライパンを使う
方法があります。
チヂミの温め直し:電子レンジ
レンジでの温め直しは、手軽ですぐに食べることができますが、温め過ぎに注意が必要です。
レンジで1~2分加熱して様子を見て、足りない場合は追加で温めるとよいでしょう。
レンジでの温め直しは、しっとりとした仕上がりのチヂミになります。
カリッとしたチヂミがお好みの方は、オーブントースターやフライパンを使うとよいでしょう。
チヂミの温め直し:オーブントースター
冷凍したチヂミは、予め冷蔵庫で自然解凍するか、レンジで軽く温めた後に、オーブントースターに入れて焼くと、外側がカリッとしたチヂミになります。
オーブントースターで温める際に焦げ目が気になる場合は、アルミホイルを被せると黒く焦げるのを防ぐことができます。
チヂミの温め直し:フライパン
冷蔵や冷凍で保存したチヂミを一番美味しく食べられるのは、フライパンで温め直すやり方です。
- フライパンを熱してチヂミを入れ、弱火で1分焼く。
- 裏返して、弱火で1分焼く。
- ごま油(大さじ1/2)を縁に回しかけて、全体に行き渡るようにする。
- 強火にして、30秒焼く。
- 裏返して、30秒焼く。
- さらに裏返して15秒焼いて、カリッと焼けたら完成。
冷凍したチヂミはそのままでも温め直しできますが、予め冷蔵庫で自然解凍するか、レンジで軽く温めてからの方がより美味しく焼けます。
もともとチヂミは、多めの油を使って焼いているので、初めは弱火で油をひかないで、温めるように焼くことがポイントです。
カリッと焼けたかどうか確認するには、箸で押してみるとよいでしょう。
少し手間がかかりますが、実際にこの方法で温め直してみたら、外がカリッとして作り置きしたチヂミとは思えない、できたてのように復活させることができました。
まとめ
チヂミの作り置きや生地の日持ちはどれくらいか、保存方法や温め直し方法などについて、お伝えしました。
- チヂミの作り置きでベストな方法は、冷凍保存。
- チヂミの生地は、作ったその時に使い切る方がよい。
- チヂミの生地を冷蔵庫で保存した場合は、もったとしても翌日まで。
- チヂミの保存方法は、常温や冷蔵では長く保存できないので、作った時に食べない分は冷凍保存がおすすめ。
- チヂミの温め直し方は、電子レンジを使う、オーブントースターを使う、フライパンを使う方法がある。
生地は小麦粉のためでんぷんを多く含んでいて、直接エネルギー源に変えられるので、主食として欠かせない大切な栄養があります。
チヂミの栄養は中に入れる具材によって変わるので、栄養素を自分で調整できます。
バリエーションが豊富なので、栄養や好みを考えて具材を選び、食卓を楽しむ上で、この記事が参考になればうれしいです。
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