シャキシャキとした食感がとっても美味しい大根サラダ。
外食のときに食べることがあると思いますが、意外に家庭では作らない料理ではないでしょうか?
作り方も大根を切って、ドレッシングや家にある野菜と和えるだけと簡単ですし、もう1品ほしいというときに便利ですよ。
大根サラダは大根を切ったら、アク抜きのためと大根のシャキシャキとした食感を活かすために水にさらした方がいいです。
大根を水にさらす時間は5分程度です。
水にさらしても5分程度なら栄養はなくなりませんよ。
今回は大根サラダを水にさらす理由や時間、また保存方法など詳しく解説していきます。
これを読めば、大根サラダを美味しく作れること間違いなしですよ。
大根を水にさらす理由
大根のアク抜きのため
なぜ大根を水にさらすのでしょうか?
生の大根には辛味のあるアクがあります。
大根を生のまま美味しく食べるには、その辛みをとる必要があり、その方法としてアク抜きがあります。
アクは水に溶けやすい性質を持っているので、水にさらすとアクが抜け美味しくなります。
シャキシャキとした食感を活かすため
大根特有のシャキシャキした食感は、切り口から水分が蒸発することにより損なわれていきます。
そこで水に浸けて水分の蒸発を防ぐのです。
水にさらすと、浸透圧で水と大根の細胞が同圧力になろうとするため、大根の中に水が入り、大根がシャキシャキになるとのことです。
また、作り置きには向きませんので、水にさらすときは、冷水を使って食べる直前に行ってください。
さらした後は、水っぽくならないように、しっかりと水をきって使いましょう。
水にさらすと栄養はなくならない?
水にさらすと栄養が溶け出すんじゃないの?というご意見もあるかもしれません。
確かに水溶性の栄養素は長時間、水につけた場合は溶けだしてしまいますが、短時間ならば問題ないそうです。
大根を水にさらす時間
大根を水にさらす時間は5分程度です。
あまり長く水にさらすと、大切な栄養素が水に溶けだしてしまいます。
まず5分、水にさらしてみて足りなければもう5分さらしてみましょう。
大根サラダの保存方法
密閉容器に入れて冷蔵する
空気に触れないように密閉容器に入れて保存する方法です。
日持ちは2日程度なので、早めに食べましょう。
もし2日以上食べないようなら、酢に砂糖と出汁を加えてなます風にすれば、調味料のちからでもう少し長持ちさせることができます。
水にさらして保存する
大根サラダの具によっては、サラダをいったん水にさらして保存することもできます。
味付けや栄養は流れ出てしまいますが、シャキシャキとした食感は日にちが経ったあとも楽しめます。
食べる時はよく水切りをして、再度ドレッシングなどで味付けをしてください。
こちらも日持ちは2日程度です。
冷凍保存はできないの?
冷凍保存ができれば、もっと長期間保存できるような気もします。
しかし大根特有のシャキシャキとした食感が失われてしまうため、大根サラダは冷凍保存には向きません。
冷蔵保存できる期間内に食べ切ってしまいましょう。
まとめ
今回は大根サラダについて解説しました。
大事なポイントを再度まとめてみます。
- 大根を水にさらすのは、アク抜き、シャキシャキとした食感を活かすため
- 5分程度水にさらすだけなら、栄養はなくならない
- 大根サラダを水にさらす時間は5分程度が目安(足りなければもう5分、水にさらしてみる)
- 大根サラダの保存方法は、密閉容器に入れて冷蔵保存するか、水にさらして保存する
- 水にさらして保存する場合は、食べる時によく水を切り、再度ドレッシングなどで味付けをする
- 大根サラダはシャキシャキとした食感が損なわれるので、冷凍保存には向かない
これでおうちでも美味しい大根サラダが食べることができるかと思います。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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