弁当は冷蔵庫で次の日まで日持ちするかどうかは、ものによります。
普通のコンビニ弁当なら1日、チルド弁当なら2~3日は冷蔵保存が可能です。
手作り弁当の日持ちは当日中です。
その他、賞味期限と消費期限の違いや、コンビニ弁当を買ってすぐ食べない場合、手作り弁当に入れない方がいいおかずなどについても説明しています。
手作り弁当冷蔵庫での日持ち
手作り弁当の日持ちは、当日中です。
添加物が入っていない分、日持ちしないので早く食べましょう。
手作り弁当で特に気を付けたいおかず
手作り弁当の中でも特に傷みやすい、入れるのには気を付けたいおかずがあります。
基本的に水分を多く含むおかずは傷みやすい傾向にあります。
だし巻き卵
だしが入っている分、普通の玉子焼きより多くの水分を含んでいます。
また半熟状態だと、サルモネラ菌が繁殖しやすいので危険です。
生野菜
水分を多く含む上、加熱していないので傷みやすいです。
サラダなどをもっていく場合は、別の容器に入れ保冷剤をつけるなど工夫をしましょう。
ポテトサラダ
意外かもしれませんが、じゃがいもも水分を多く含むおかずです。
また生野菜やマヨネーズなど、加熱していない具材を使用しているので注意が必要です。
特に夏はこれらのおかずをお弁当に入れるのは避けた方が安全です。
逆に傷みにくいお弁当にするには、ご飯に梅干しを入れる、お弁当用の抗菌シートを入れるなどの方法があるので、活用してみてください。
コンビニ弁当冷蔵庫での日持ち
コンビニ弁当冷蔵庫での日持ちは、種類によって変わります。
そもそもコンビニ弁当には、そのまま食べることのできる弁当と温めてから食べるチルド弁当の2種類あります。
それぞれの日持ちについて見ていきましょう。
普通のお弁当の場合
電子レンジで温めずに食べることのできる、普通のお弁当の場合の日持ちは1日程度、翌日までですね。
冷蔵保存した場合、必ず電子レンジで温めてから食べましょう。
チルド弁当の場合
チルド弁当とは、「必ず温めてください」との表示のあるお弁当です。
丼もののお弁当などに多いです。
この場合は2~3日日持ちします。
賞味期限と消費期限
賞味期限と消費期限、よく似た言葉ですが意味は異なります。
賞味期限はこの日付けまでなら美味しく食べれますよという意味、記載された日付けを過ぎても食べられないことはありません。
対して消費期限は、この日付けまでに食べないと安全が保障できないという期限です。
コンビニ弁当は消費期限で記載されています。
原則は、消費期限までに食べることを心掛けましょう。
またスーパーで売られている弁当も消費期限で記載されている場合は、その期限までに食べた方が安全です。
過ぎたとしても冷蔵庫で保存して翌日までには食べ切りましょう。
買ってすぐにコンビニ弁当を食べない場合
朝、登校・出社するときにコンビニに寄ってお弁当を買う場合もあるでしょう。
その場合、半日はコンビニ弁当を保存しておくことになりますよね。
そのような時は、まずすぐに冷蔵庫に入れましょう。
高温多湿の場所に置いておくのはNGです。
また炊き込みご飯の入ったお弁当は避けましょう。
炊き込みご飯は白米より水分が多く、傷みやすいからです。
おかずも生ものや煮物など水分が入っていないものを選んだ方が安全です。
まとめ
今回はお弁当の日持ちについてご絶命しました。
大切なポイントをまとめてみましょう。
- 手作り弁当の日持ちは当日中
- コンビニ弁当の日持ちは種類によって異なるが、普通のお弁当で1日、チルド弁当で2~3日程度
- 買ってすぐコンビニ弁当を食べない場合はすぐ冷蔵庫に入れる、選び方にも注意する
- 水分の多いおかずを手作り弁当に入れる時は要注意(保冷剤などを併用する)
学校でも仕事でも、一番楽しみなランチの時間。
美味しくランチを食べるためにも、日持ちにはしっかりと気を付けてくださいね。
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