朝にお弁当に入れた冷凍ブロッコリーが、お昼に食べようとした時に腐っているということは、ほとんどないですが、万が一いつもと違う味や臭いがしたら、食べるのを止めましょう。
冷凍ブロッコリーは、解凍後そのまま使えるタイプと加熱が必要なタイプがあります。
解凍してそのまま使えるタイプの場合、そのままお弁当に入れることも可能ですが、冷凍ブロッコリーから水気が出て、他の食べ物がべちゃべちゃになってしまわないように、しっかりと対策をする必要があります。
その対策の方法として、
- お弁当箱に仕切りを作る
- 別容器に入れる
が考えられます。
それでは、冷凍ブロッコリーはお弁当に入れると腐るか、そのまま入れて自然解凍でいいのかなどについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
冷凍ブロッコリーはお弁当に入れると腐る?
朝にお弁当に入れた冷凍ブロッコリーが、お昼に食べようとした時に腐っているということは、ほとんどないと言えますが、万が一いつもと違う味や臭いがしたら、食べるのを止めましょう。
冷凍ブロッコリーに限らず、食品が腐るというのは、その食品が食べられる状態ではないことをいうので、半日程度でそこまでダメになってしまうことは考えにくいです。
しかし、冷凍ブロッコリーをそのままお弁当に入れると、ブロッコリーだけでなく他のおかずもべちゃべちゃになってしまうこともあります。
特に夏場は自然解凍した時の水分で菌が繁殖し、それが原因で腐ることも考えられるので注意が必要です。
冷凍ブロッコリーはお弁当にそのまま入れて大丈夫?
冷凍ブロッコリーは、解凍後そのまま使えるタイプと加熱が必要なタイプがあります。
解凍してそのまま使えるタイプの場合、そのままお弁当に入れることも可能ですが、冷凍ブロッコリーから水気が出て、他の食べ物がべちゃべちゃになってしまわないように、しっかりと対策をする必要があります。
解凍してそのまま使えるタイプ
解凍してそのまま使えるタイプの場合、そのままお弁当に入れることも可能です。
しかし冷凍ブロッコリーから水気が出て、ご飯や他のおかずがべちゃべちゃになってしまう可能性もあります。
そのまま使えるタイプだと、夏のお弁当には保冷剤代わりに入れたくなりますが、水っぽくなってしまうので、お弁当に入れる場合は、そうならないようにしっかりと対策をする必要があります。
冷凍ブロッコリーをそのままお弁当に入れる方法
冷凍ブロッコリーを自然解凍した時に、出た水分でブロッコリーや他のご飯やおかずが水っぽくならないようにする方法として、
- お弁当箱に仕切りを作る
- 別容器に入れる
が考えられます。
お弁当箱に仕切りを作る
おかずを入れるアルミカップやシリコンカップに冷凍ブロッコリーを入れることで、冷凍ブロッコリーが溶けて水分が出ても、他の食べ物が水っぽくなってしまう可能性は低くなります。
またブロッコリー自体が水っぽくならないようにするには、ミニカップの中にキッチンペーパーなどを敷くとよいでしょう。
また、ブロッコリーの下に鰹節を敷くと鰹節が水分を吸ってくれるので水っぽくならずに済み、ブロッコリーもそのまま食べるより、かつお節の風味が加わって美味しく食べられます。
別容器に入れる
お弁当箱とは別の密閉できる容器を用意して、その底にキッチンペーパーを敷いてから冷凍ブロッコリーを入れます。
ドレッシングなどは、別容器に入れ、食べる時にキッチンペーパーを取り出してからかけるとよいでしょう。
冷凍ブロッコリーを解凍してからお弁当に入れる方法
当日お弁当箱に入れる前に解凍して水気がしっかり取れていれば、他の食べ物への影響も心配なくなるので、そのままお弁当に入れられます。
冷凍ブロッコリーを、解凍してからお弁当箱に入れる方法として、
- 冷蔵庫で解凍
- 電子レンジで解凍
- トースターで解凍
- フライパンで解凍
があります。
冷蔵庫で解凍
前日の夜に冷凍ブロッコリーを冷蔵庫に入れ、ゆっくりと解凍します。
当日、解凍したブロッコリーの水気をキッチンペーパーなどで取ってから、お弁当箱に入れます。
電子レンジで解凍
折りたたんだキッチンペーパーを敷いた耐熱皿に冷凍ブロッコリーを乗せ、ラップをして1個あたり600Wで20~30秒加熱し、お弁当箱に入れる前に水気を取ります。
キッチンペーパーを敷くことで、ブロッコリーからでた水分を吸い取ってくれるおかげでベチャッとならずに済みます。
電子レンジで解凍する時には、食感を損なわないために加熱し過ぎないように注意が必要です。
電子レンジの機種によって加熱する時間が異なりますので、何度か試してちょうどよい時間を記憶しておくとよいでしょう。
トースターで解凍
トースター用のお皿に、アルミホイルを敷き、その上に冷凍ブロッコリーを置き、トースターで4~5分ほど焼きます
お好みで塩を振ったり、時間を長めにしてこんがりと焼いたりしても、美味しいです。
フライパンで解凍
凍ったままの冷凍ブロッコリーを油を引かないフライパンに入れて、水大さじ1~2杯を加えて火をつけます。
蓋をして中火で1分蒸し焼きにしてから蓋を開けて水分を確認し、足りないようなら水を少し加え、再び蓋をして1~2分ほど蒸し焼きにします。
蓋を取って、フライパン上の水気がなくなるまで1分加熱します。
焼き目が軽くついても美味しく食べられます。
加えた水の蒸気の熱が、冷凍ブロッコリー全体に伝わるので、茎も房も程よい状態で解凍されます。
加熱してから使用するタイプ
ブロッコリーには、他の多くの野菜と比較して食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は便秘の予防や改善に効果がありますが、要加熱のブロッコリーをそのままで多く食べると、気持ち悪くなったり、お腹の調子が悪くなったりしてしまうことがあります。
また、加熱せずに食べることで食中毒の原因になることも考えられますので、調理する前にパッケージに記載してある使用方法をよく読んで、調理することが必要です。
冷凍ブロッコリーをお弁当に入れるときは、解凍してそのまま使えるタイプか、加熱してから使用するタイプかを確認し、加熱してから使用するタイプの場合は、必ず加熱してから使いましょう。
冷凍ブロッコリーおすすめレシピ
冷凍ブロッコリーのおすすめレシピとして、
- ブロッコリーのツナカレー炒め
- 牛肉と野菜の炒め物
- ブロッコリーチャンプルー
をご紹介します。
ブロッコリーのツナカレー炒め
【材料】
- 冷凍ブロッコリー 1袋
- ツナ缶 1缶
- カレー粉 小さじ1
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- 冷凍ブロッコリーを電子レンジに2~3分かけて解凍する。
- よく水分を切る。
- フライパンに油を切らずにツナ缶を入れ、カレー粉・塩コショウを加える。
- そこにブロッコリーを加えて、さっと炒めたら完成。
牛肉と野菜の炒め物
【材料】
- 牛肉 100g
- 玉ねぎ 1個
- ピーマン 1個
- にんじん 5㎝
- 冷凍ブロッコリー 3個ほど
- お酒 小さじ2
- 焼肉のタレ 適量
【作り方】
- 野菜を切る。
- フライパンに油(分量外)を敷き、牛肉に火が通るまで炒める。
- 野菜を加え、お酒を振りかける。
- 焼肉のタレを加えて、全体に馴染んだら完成。
ブロッコリーチャンプルー
- 冷凍ブロッコリー 100g
- 絹厚揚げ 1枚(約150g)
- 卵 2個
- 塩 小さじ1/2
- オイスターソース 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 小さじ1
- 唐辛子(輪切り) 少々(お好みで)
【作り方】
- 冷凍ブロッコリーを、電子レンジ600Wで2分ほど解凍する。
- 解凍したら、ブロッコリーの水気をしっかり切る。
- 厚揚げを短冊状に切り、卵は溶く。
- フライパンに厚揚げとブロッコリー、塩、砂糖、オイスターソースを入れて炒める。
- 火が通ったら、溶き卵を入れて半熟の状態で火を止める。
- 仕上げにごま油を入れて、サッと絡めるたら完成。
そのまま食べても美味しい冷凍ブロッコリーですが、ひと手間加えても美味しいですよ。
まとめ
冷凍ブロッコリーはお弁当に入れると腐るか、そのまま入れて自然解凍でいいのかなどについて、お伝えしました。
- 朝にお弁当に入れた冷凍ブロッコリーが、お昼に食べようとした時に腐っているということは、ほとんどない。
- 冷凍ブロッコリーは、解凍後そのまま使えるタイプと加熱が必要なタイプがある。
- 解凍してそのまま使えるタイプの場合、そのままお弁当に入れることも可能だが、冷凍ブロッコリーから水気が出て、他の食べ物がべちゃべちゃになってしまわないように、しっかりと対策する必要がある。
- その対策方法として、お弁当箱に仕切りを作る、別容器に入れるがある。
緑黄色野菜の仲間に入る冷凍ブロッコリーは、冷凍しても栄養価の減少は少ないと言われています。
ブロッコリーは、冷凍する前に下茹でや電子レンジ加熱すると、水溶性のビタミンやミネラルはわずかに失われますが、脂溶性のビタミン、カルシウムやマグネシウムなどは生とほぼ変わらない量が摂れるそうです。
この記事を参考に、料理の彩りになり、栄養価の高い冷凍ブロッコリーを上手に使って、忙しい朝のお弁当作りに役立ててもらえたらうれしいです。
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