ピザが生焼けになる原因は、オーブンの温度が低すぎたこと、ピザ生地が厚すぎたこと、具を乗せ過ぎたことなどが考えられます。
生焼けのピザならないようにするには、まず生地だけで5分程度オーブンで焼いてから、その後、具を乗せてしっかりと焼きます。
水分の多い具は控えめの量にするか、一度焼く、電子レンジにかけるなどして水分を飛ばすとよいでしょう。
コツは高温で短時間に一気に焼き上げることです。
生焼けのピザはフライパンで蒸し焼きにしたり、電子レンジで加熱したりして焼き直し、火を通すとよいでしょう。
ピザは、生焼けで食べると腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こしてしまうことがあります。
それでは、ピザが生焼けにならない方法や生焼きの対処法や見分け方についてもう少し詳しくご紹介していきます。
ピザが生焼けにならない方法
ピザが生焼けにならない方法
ピザが生焼けにならない方法は、下記のようになります。
- オーブンの設定温度を210℃以上にする
- 焼き時間の目安を10~15分にする
- 生地を薄く均等に伸ばす
- 事前に生地を5分ほど焼いておく
- トッピングはほどほどの量にする
オーブンの設定温度を210℃以上にする
家庭用のオーブンの温度設定は、高くても250℃なので、できれば250℃に設定するとよいでしょう。
長く焼き過ぎなければ、焼き過ぎの心配はありません。
高温で短時間で焼くことで、表面はカリッとして中はもっちりとした仕上がりになります。
焼き時間の目安を10~15分にする
少なくとも10分は焼くようにします。
厚い生地の場合やパリパリに仕上げたい時には、15分焼くとよいでしょう。
15分以上焼くと焦げてしまう心配がありますので、注意が必要です。
オーブンにも癖があり、ピザの焼け具合も変わってくると言われています。
オーブン内を小まめに見て、焦げそうな場合は、アルミホイルを被せるなどするとよいでしょう。
生地を薄く均等に伸ばす
ムラがないように薄く均等に伸ばした生地の方が、中まで火が入るため生焼けになりにくいです。
薄い生地は破れやすいので、生地を作る時に下記のようなことに注意するとよいでしょう。
- 艶が出るまで生地を捏ねる
- 捏ねた生地を寝かせる
- 生地を伸ばす時には、内側から外側に引き伸ばす
事前に生地を5分ほど焼いておく
具材を焦がさないで生地だけを長く焼いて生焼けを防ぐように、具材を乗せる前に生地を焼いておくようにします。
具材を乗せる前に、生地を5分ほど焼いた後、オーブンから取り出して具をのせてから再び焼くとよいです。
トッピングはほどほどの量にする
ピザに乗せるトッピングを山盛りになるほど多く乗せてしまうと、均等に熱が入らなくなってしまいます。
トッピングの量をほどほどにすることで、生焼けになることを防ぐことができます。
また水分の多い具(トマト、玉ねぎ、きのこ)は控えめにしたり、先に一度炒めたり、電子レンジで水分を飛ばしたりするのもよい方法です。
ピザが生焼けになる原因
ピザが生焼けになる原因として考えられるのは、下記の通りです。
- オーブンの温度が低い
- 焼き時間が短い
- 生地が厚すぎる
- トッピングが多すぎる
ピザが生焼けになる原因を知ることで、生焼けにならないように配慮できるでしょう。
オーブンの温度が低い
ピザは高温で一気に焼き上げるのが、美味しく仕上げるポイントです。
オーブンの温度が低いと生地の中まで熱が伝わらないので、生焼けになってしまいます。
焼き時間が短い
焼き時間が短い場合も、生焼けになってしまいます。
ピザ屋さんのピザ窯は、400℃~500℃で焼き上げるので短い時間でも大丈夫ですが、家庭では高くても250℃くらい位なので、短い時間で焼き上げることはできません。
生地が厚すぎる
ピザ生地が厚すぎたことや具を乗せ過ぎたことも、原因として考えられます。
生地が厚ければ厚いほど、中まで火が通りにくくなります。
また、生地の厚さにムラがある時にも、火の通りにムラができ、生焼けになってしまいます。
トッピングが多すぎる
トッピングが多いとトッピングの水分が生地に染み込むので、生地に熱が伝わらず、生地が温まりにくくなってしまいます。
ピザの生焼けの見分け方と対処法
ピザが生焼けかどうかは、中心を切って、冷たかったりドロっとしていたら生焼けです。
生焼けのピザはフライパンで蒸し焼きにしたり、電子レンジで加熱したりして焼き直し、火を通すとよいでしょう。
ピザが生焼けかどうかの見分け方
下記のようなピザは、生焼けです
- ピザの中心を切ってみると、冷たくてドロッとしている
- 串を刺してみると、生地が付いてくる
このようなピザを、そのまま食べるのは食中毒を引き起こす可能性があり危険です。
生焼けピザの対処法
ピザが生焼けの場合の対処法をお伝えします。
- そのままオーブンで1分ずつ様子を見ながら加熱する。
- ピザをお皿に入れてふんわりとラップをして、電子レンジで20~30秒ずつ様子を見ながら加熱する。
- フライパンにピザを乗せ、小さじ1の水をピザの周りにピザにかからないように入れ、蓋をして弱火で1分ほど蒸し焼きにする
ピザの生焼けが心配な場合、上記のような方法で焼き直すことで安心して食べることができます。
生焼けのピザを食べたけど大丈夫?
小麦粉からできているピザの生地は、生焼けで食べると消化が悪く、腹痛や下痢、吐き気や嘔吐などの症状を引き起こしてしまうことがあります。
食中毒の反応は、食べてから数時間後に出てきます。
胃腸の丈夫な人の場合、何も症状が出ないかもしれませんが、場合によっては、上記のような症状があらわれるかもしれません。
特に抵抗力の弱い子どもやお年寄りが食べてしまった場合は、気を付けた方がよいでしょう。
症状が収まらなければ、病院を受診することをおすすめします。
まとめ
ピザが生焼けにならない方法や生焼きの対処法や見分け方についてお伝えしました。
- ピザが生焼けになる原因は、オーブンの温度が低すぎた、ピザ生地が厚すぎた、具を乗せ過ぎたことなどが考えられる
- 生焼きにならないピザを焼くには、生地を5分ほど下焼きする
- 水分の多い具は控えめの量にするか、一度焼く、電子レンジにかけるなどして水分を飛ばす
- ピザが生焼けかどうかは、中心を切って判断、冷たかったりドロっとしていたら生焼け
- 生焼けのピザはフライパンで蒸し焼きにしたり、電子レンジで加熱したりして火を通すとよい。
生焼けのピザは、美味しくない上に身体にも良くないですよね。
この記事を参考に、家庭でもお店のような美味しいピザを焼いて楽しんでもらえたらうれしいです。
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