オムライスは、ケチャップライスとしっかりと火を通した卵を別々に保存すれば、作り置きすることができます。
冷蔵での日持ちはケチャップライスは夏なら2日程度、夏以外なら3日、卵の日持ちはしっかりと火を通した上で1日程度が目安です。
またオムライスは常温では日持ちしません。
調理したらすぐに食べましょう。
オムライスは作り置きしても大丈夫?
オムライスは作り置きをしておいても大丈夫なんでしょうか?
答えは、作り方と保存方法に次第で作り置きが可能です。
詳しい方法については後述しますね。
オムライスの冷蔵での日持ち
オムライスはどのくらい冷蔵庫で日持ちするのでしょうか?
オムライスを安全に作り置きするコツは、卵とケチャップライスを別々に保存することです。
オムライスの冷蔵保存方法
まずポイントは卵とケチャップライスを別々に保存することです。
別々に保存する理由は、卵とケチャップライスが長時間くっついた状態だと、雑菌が繁殖しやすいためです。
ケチャップライスは冷蔵で夏なら2日、夏以外なら3日程度は日持ちします。
ケチャップライスは、タッパーなどの密封容器に入れて保存しておきましょう。
しっかりと完全に火を通した卵は1日程度日持ちします。
ここでポイントとなるのが「完全に火を通した状態」ということです。
できれば薄焼き卵が望ましいでしょう。
薄く焼いてよく火を通し、冷めたら破れないように気を付けつつ、ラップに包んで冷蔵庫に入れます。
もし食べようとしたときに、異臭がする、色がおかしいなどの異変があれば食べるのはやめましょう。
とろとろの半熟卵も傷みやすいので、絶対に作り置きするのは止めましょう。
ケチャップライスだけを冷蔵保存しておいて、食べる直前に半熟卵を焼くといいですね。
半熟卵は調理したらすぐ食べると覚えておいてください。
オムライスの常温での日持ち
オムライスは常温で日持ちするのでしょうか?
答えは基本的に常温で日持ちはしないと思ってください。
これは季節に関係なく、寒い冬でも同じです。
冬でも室温は暖房で温かくなっているので、条件は他の季節とそんなに変わりません。
どうしてここまで言うのかというと、食中毒の原因にもなる恐ろしいサルモネラ菌が常温の温度帯ではどんどん繁殖してしまうためです。
半日も置いておけば、オムライスはサルモネラ菌だらけになってしまい、うっかり食べてしまったら食中毒になってしまった、なんて事態も避けられません。
調理したオムライスは基本的にはすぐに食べましょう。
まとめ
今回はオムライスの作り置きについて、ご紹介しました。
簡単にポイントをまとめてみます。
- オムライスの作り置きはできる(卵にはしっかりと火を通すことに気を付ける、薄焼き卵がおすすめ)
- オムライスを冷蔵保存する場合、ケチャップライスと卵と分けて保存する
- ケチャップライスは夏なら2日程度、夏以外なら3日程度冷蔵保存可能
- よく焼いた卵は1日程度冷蔵で日持ちする
- オムライスの常温保存は不可、基本的に作ったらすぐ食べる
- 半熟卵は冷蔵でも保存不可
とっても美味しいオムライスですが、卵に含まれるサルモネラ菌はとても恐ろしいものです。
作り置きをするときは、必ずしっかり火を通すことは忘れないでください。
そして少しでも不安があったら食べないことをおすすめします。
ケチャップライスだけ作り置きしておいて、食べる直前にトロトロの半熟卵を焼くのもいいですね。
皆さんが安全に美味しくオムライスを食べることができますように。
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