オムライスを夏場にお弁当で持って行くときは、特に細心の注意が必要です。
前日の作り置きを詰める場合は、卵に完全に火を通す、卵とケチャップライスを別々に冷蔵保存しておきましょう。
これは卵とケチャップライスが密着している時間を減らし、食中毒のリスクを下げるためです。
具体的に食中毒にならない詰め方としては、
- 卵は半熟にせずよく焼く
- ケチャップライスの具材は少なく水分の出にくいものを選ぶ
- ケチャップライスもしっかり炒める
- 仕上げで上からケチャップをかけない
- 保冷剤をつける
などがあります。
夏場のお弁当は食中毒に注意が必要です。
心配な方は、保冷剤一体型のお弁当箱がおすすめです。
オムライス弁当を前日に作り置きするときの注意点
オムライスは具材が多いため水分が出やすく、また卵を使用しているのでとても傷みやすい料理です。
そのため、夏場は非常に食中毒の発生リスクは高いということを理解したうえで、次の点に注意すれば、オムライスを前日に作り置きしても食中毒のリスクを抑えることができるでしょう。
ポイントは2つあります。
- 包む卵に完全に火を通しておく
- 卵とケチャップライスは別々に冷蔵保存しておく
この2点を守りましょう。
半熟状態の卵は、より食中毒のリスクが高まります。
オムライスと言えばふわふわの卵が特徴的ですが、お弁当に半熟のふわふわオムライスを詰めて持って行くことは諦めて、しっかりと火を通しておきましょう。
そして卵とケチャップライスを分けておくのは、ケチャップライスからでる水分が卵に移らずに済み、またある程度ケチャップライスから水分がなくなるため傷みにくくなります。
オムライスの弁当の詰め方
オムライスをお弁当に詰めるときのコツを、いくつかご紹介しまう。
卵は半熟を避ける
前述しましたが、トロトロ半熟の卵が美味しいオムライスは諦めて、しっかり薄焼き卵を両面とも焼き、火を通した卵でケチャップライスを包みましょう。
ケチャップライスの具材は少なく、水分の出にくいものを選ぶ
ケチャップライスの具材から出てくる水分が、お弁当が腐る原因になることもあります。
腐ったお弁当を間違って食べてしまったら、食中毒の原因にもなりかねません。
具材は1~2種類に留め、水分の出にくいものを選びましょう。
お子さんに人気のコーンなどは、確かに美味しいのですが水分が出やすいのでお勧めできません。
特に夏場は水分を多く含む食材を避けましょう。
ケチャップライスはしっかり炒める
ケチャップライスをしっかり炒めて、ライス自体の水分をしっかりと飛ばしておくことも大切なポイントです。
ポイントは具を炒めた後、ご飯を入れる前にケチャップを入れてケチャップ自体の水分を飛ばすことです。
これで余分な酸味も飛ぶので、更に美味しいケチャップライスになりますよ。
もちろん具材をしっかりと炒めておくことも大切なポイントです。
仕上げで上からケチャップをかけない
ついつい卵の上にケチャップを掛けたくなりますが、お弁当の場合は止めておきましょう。
ケチャップに含まれる塩分から水分が出てしまい、傷みの元となってしまいます。
保冷剤を付ける
ケーキ屋さんなどでもらえる保冷剤でお弁当を冷やし、傷みから守りましょう。
目安としては、お弁当箱のフタの上に保冷剤を1~2個置くのがおすすめです。
冷気は上から下へと流れるので、必ずお弁当箱の上に置きましょう。
保冷剤をつけたお弁当箱を保冷バックに入れれば、より完璧です。
または、お弁当箱と保冷剤が一体となったお弁当箱を使用するのも効果的です。
まとめ
今回はオムライス弁当について解説してきました。
最後に大切なポイントをおさらいしましょう。
- 卵は半熟にせずよく焼く
- ケチャップライスの具材は少なく水分の出にくいものを選ぶ
- ケチャップライスもしっかり炒める
- 仕上げで上からケチャップをかけない
- 保冷剤をつける
オムライス弁当は傷みやすいので、これだけ対策をしても温度や状況によっては傷んでしまう可能性がないとは言い切れません。
もしお昼にお弁当を開けたときに変な臭いがする、味がおかしいなどの異変があれば食べるのは控えましょう。
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