キムチ鍋を冷蔵で保存する場合の日持ちは、2日以内です。
キムチ鍋の常温での日持ちは、半日程度です。
2日以上保存するなら、冷凍するとよいでしょう。
常温保存は雑菌の繁殖につながるので、おすすめできません。
キムチ鍋の冷凍保存は可能で、1ヶ月程度日持ちします。
それでは、キムチ鍋の日持ちはどれくらいか、冷蔵庫や常温で何日持つか、冷凍保存はできるかなどについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
キムチ鍋の冷蔵庫や常温での日持ち
キムチ鍋を冷蔵庫で保存する場合の日持ちは、2日以内です。
キムチ鍋の常温での日持ちは、半日程度(4~6時間ほど)です。
キムチ鍋の冷蔵での日持ち
キムチ鍋を冷蔵庫で保存する場合の日持ちは、2日以内です。
鍋の残りは雑菌が繁殖してしまう危険性があるので、冷蔵庫で保存したとしても、2日以内には食べ切るようにすると安心です。
キムチ鍋のスープは、冷蔵庫で保存して3日ほど日持ちしますが、キムチ鍋の具材の方は冷蔵庫で保存しても2日以内です。
キムチ鍋のスープと具材は別々ではなく一緒に食べることを考えると、キムチ鍋の日持ちとしては、1~2日ほどということになります。
キムチ鍋の賞味期限は、冷蔵庫に保存してもあまり長くないですが、残りを翌日に食べるのであれば冷蔵庫保存で大丈夫でしょう。
キムチ鍋の常温での日持ち
キムチ鍋の常温での日持ちは、半日程度(4~6時間ほど)です。
残ったスープも具材も、いずれの場合も常温での保存はできません。
室温である20℃~30℃は、食中毒の原因となる菌の繁殖がもっとも活動的になる温度なので、常温保存には向きません。
それは、ウェルシュ菌が原因の食中毒で、腹痛や下痢などの症状が起こることが心配されるからです。
ウェルシュ菌は加熱しても死滅しない芽胞を作ると言われているので、加熱と常温保存を繰り返すことで増殖したウェルシュ菌で食中毒症状を起こしてしまうため、常温での保存は翌日でも注意が必要です。
冬場でも常温での保存は、室温が高いこともあるので止めましょう。
傷んだキムチ鍋の特徴
鍋の残りを食べずに処分した方がよい場合の特徴は、下記のようになります。
- 綿のようなものが生えている
- 野菜やスープに粘り気がある
- 酸っぱい臭いがする
- 鼻に付く腐敗臭がする
- 明らかにいつもの味と違う
見た目や臭いの変化より味の変化の方が気づきやすいので、少しでもおかしいなと思ったら、食べるのを止めて破棄しましょう。
キムチ鍋の冷蔵庫での保存
キムチ鍋を冷蔵庫で保存する場合は、鍋ごとではなく清潔な容器に移して保存すると安全です。
鍋ごと保存すると冷めるのに時間がかかる上に、途中で雑菌が好む温度になり、菌が繁殖しやすくなります。
キムチ鍋の冷蔵庫での保存方法
キムチ鍋の残りを冷蔵庫で保存する場合の手順は、下記のようになります。
- タッパーにラップを敷いてから入れる、または薄いビニール袋に入れてからタッパーに入れるなど、キムチ鍋の臭い移り対策をする。
- 冷蔵庫に保存する。
冷蔵保存している間は毎日冷蔵庫から取り出し、鍋に移して加熱し菌の繁殖を防ぎましょう。
75℃以上で1分以上加熱すると、食中毒の原因となる菌の繁殖を防ぐ目安になります。
スープはどうしても少しは蒸発してしまうので、味を見ながら継ぎ足してください。
加熱したら、粗熱をとってまた冷蔵庫へと戻します。
このように毎日加熱すれば、1週間ほど日持ちすると言われていますが、味や風味については保証できないということです。
どうしても鍋ごと冷蔵庫で保存したい場合は、翌日には食べ切るようにしましょう。
キムチ鍋は冷凍できる?
キムチ鍋は冷凍保存することもでき、賞味期限は1ヶ月ほどです。
キムチ鍋の冷凍方法
キムチ鍋の残りを冷凍保存する場合の手順は、下記のようになります。
- キムチ鍋を具材とスープに分ける。
- 粗熱が取れたら、1食分ずつ冷凍保存可能な容器に入れる。
- 冷凍庫で保存する。
キムチ鍋を冷凍保存するときに大切なのは、空気に触れされないことですので、専用の保存容器やフリーザーバッグなどに入れて冷凍するとよいです。
キムチ鍋の臭い移りが気になる場合は、冷蔵庫で保存する時のように、臭い移り対策をするとよいでしょう。
キムチ鍋を冷凍する時には、冷凍すると食感が変わってしまう豆腐や糸こんにゃく、じゃがいもなどの具には注意が必要です。
豆腐はパサパサ、こんにゃくはゴムのように、じゃがいもはスカスカになってしまうので、冷凍する前にこれらの具は食べ切るか、冷凍前提でキムチ鍋を作る場合は入れないようにするなど、配慮するとよいです。
キムチ鍋の解凍方法
キムチ鍋を解凍するときは、電子レンジで温めると手早くできるのでおすすめです。
前もって食べることが分かっている場合は、食べる前日に冷蔵庫に移して解凍し、鍋に入れて温めることもできます。
解凍しているうちに長時間の放置による雑菌の繁殖の可能性があるので、常温での解凍は避けましょう。
電子レンジは真ん中から温めようとする性質があるので、解凍ムラができることがあります。
そんな時はよく混ぜてから、再度電子レンジにかけると美味しく食べられます。
解凍したキムチ鍋の残りは、必ず再加熱してから食べましょう。
まとめ
キムチ鍋の日持ちはどれくらいか、冷蔵庫や常温で何日持つか、冷凍保存はできるか、などについてお伝えしました。
- キムチ鍋を冷蔵保存する場合の日持ちは、2日程度が目安
- キムチ鍋を冷蔵保存しているときは、毎日加熱して雑菌が繁殖しないようにする
- キムチ鍋の常温保存は、雑菌が繁殖しやすいのでNG
- キムチ鍋は冷凍保存が可能で、日持ちは1ヶ月程度
- 冷凍したキムチ鍋を解凍する場合は、電子レンジで温めるのがベスト
これで余ったキムチ鍋に悩むことはなくなると思います。
残ったキムチ鍋で雑炊やうどんを作っても、とっても美味しいですよね。
せっかくの美味しいキムチ鍋を、最後まで安全に美味しく食べられるように、この記事が参考になればうれしいです。
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