みんな大好きないちごですが、とても傷みやすいデリケートなフルーツであることはご存じでしたか?
いちごが腐りかけているかどうか、一番よく分かるのは味です。
ピリピリした味がした場合、そのいちごは腐りかけています。
また腐ったいちごを食べてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。
腐ったいちごを食べても食中毒になる可能性は高くないとされていますが、体調次第では下痢などの食中毒の症状が現れる場合もあります。
あまりにも症状がひどい場合は病院を受診しましょう。
他にも腐りかけのいちごを活かせるレシピもご紹介しています。
この記事がいちごが腐っているかどうかの判断に迷ったときの参考になれば幸いです。
腐りかけと腐ったいちごの見分け方
水分を多く含むいちごは、とても腐りやすいフルーツです。
腐りかけと腐ったいちごの見分け方について見ていきます。
腐りかけのいちごの特徴
いちごは腐りやすいフルーツにも関わらず、腐りかけの状態を見た目だけで判断するのは難しいです。
生のいちごの場合の日持ちは、常温で当日中、冷蔵庫で3日程度なので買ってきてからの日数も判断の基準にしてください。
腐りかけていることを一番よくわかるのは、味の変化です。
いちごを食べた時、ピリピリとした味がしたことはありませんか?
これは腐りかけの合図です。
熟したいちごはカビから自らを守るために、二酸化炭素を排出するそうで、これがピリピリした味の正体とも言われています。
腐ったいちごの特徴
腐ってるいちごにはいくつかの特徴があります。
- いちごからツヤがなくなる
- 汁が出てじゅくじゅくしている
- カビが生えている
- ブヨブヨと柔らかく、白くなっている
- 黒ずんでいる
- 食べてみたら味が明らかにおかしい
これらの特徴が出ていると、そのいちごは残念ながらもう腐っています。
もったいないですが、捨てましょう。
腐ったいちごを食べたけど大丈夫?
腐ったいちごを食べてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
多くの場合、そんなに心配することはありません。
いちごのカビに含まれる「灰色カビ」や「うどんこ病」は強い力を持つ菌ではなく、身体に影響することは少ないと言われています。
とは言え、食べたときの身体の調子によっては、下痢などの食中毒の症状が現れる可能性も否定できません。
あまりにも症状がひどい場合は、病院を受診することをおすすめします。
腐りかけいちごを使ったレシピ
腐りかけてしまった、いちご。
でも捨てるのはまだ待ってください。
腐りかけのいちごでも、美味しく食べることのできるレシピがあるんです。
いちごジャムにすれば、火を通しますし安全に美味しく食べることができます。
いちごジャムの作り方
【材料】
- いちご 腐りかけているもの全量
- 砂糖 いちごの20%~30%
- レモン汁 少々
【作り方】
- ブヨブヨしている部分など明らかに傷んでいる部分は包丁で取り除く
- いちごを鍋に入れ、ヘラなどで潰していく
- 鍋を火にかける
- 沸騰するとアクが出てくるので、しっかりとアクを取り除く
- いちごが煮詰まってきたら砂糖を入れる
- 弱火で煮詰め、いちごがとろっとしたらレモン汁を入れる
- 冷めたら煮沸消毒した瓶にいちごジャムを入れて完成
できたてあつあつのいちごジャムは、そのままトーストやバニラアイスなどに乗せて食べても美味しいですよ。
ぜひ一度試してみてくださいね。
まとめ
今回は腐りかけ・腐ったいちごについてご紹介しました。
大事なポイントを簡単におさらいしてみましょう。
- 腐りかけのいちごは、ピリピリした味がする
- 完全に腐ったいちごは、ツヤがない、汁が出てじゅくじゅくしている、ブヨブヨと柔らかく白い、黒ずんでいる、カビが生えている、味が明らかにおかしいなどの異常がみられる
- 腐りかけのいちごは、加熱してジャムにするのがおすすめ
いちごは腐りやすいので、生で食べる場合はなるべく早く、できれば買ってきた当日中に食べましょうね。
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