いちごは、傷まない入れ方を心がければ腐る心配も少なく、お弁当に持って行っても大丈夫です。
お弁当にいちごを持って行く時の傷まない入れ方は
- いちごは洗ってから水分を切る
- いちごのヘタを取る
- いちごはおかずとは別容器に入れる
- 保冷剤を使う
冷凍いちごは、そのままお弁当箱に入れてしまって大丈夫です。
それでは、お弁当にいちごを持って行っても大丈夫か、入れ方はどうすればよいかなどについてもう少し詳しくご紹介していきます。
お弁当にいちごを持って行って大丈夫?
いちごは、水分が多く傷みやすいフルーツですが、下記のような傷まない入れ方を心がければ、腐る心配も少なくお弁当に持って行っても大丈夫です。
お弁当にいちごを持って行くときの入れ方
お弁当にいちごを持って行くときの入れ方で気をつけることは、
- いちごは洗ってから水分を切る
- いちごのヘタを取る
- いちごはおかずとは別容器に入れる
- 保冷剤を使う
です。
いちごは洗ってから水分を切る
売られているときは一見きれいに見えるいちごですが、実は目には見えない埃や土などが付いている可能性があります。
まずは潰さないように気を付けつつ、しっかりと洗います。
また水分が残っていると雑菌が繁殖し、そこからいちごが傷んでしまう原因にもなってしまうので、キッチンペーパーでよく水分を拭き取ってからお弁当に入れるようにしましょう。
いちごのヘタを取る
いちごのヘタがあった方が彩りも映えてよいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、いちごのヘタには土や埃が付きやすく、水洗いでは落としきれない汚れや菌が付着していることもあります。
いちごが傷つかないように注意して、ヘタを取り除いてからお弁当に入れましょう。
いちごはおかずとは別容器に入れる
いちごをお弁当に入れる時には、ご飯やおかずと容器を分けることをおすすめします。
ご飯の熱やおかずの塩分がいちごに触れてしまうと、水分が出やすくなり、菌が繁殖する原因にもなります。
また、容器に水分が残っていると菌の繁殖に繋がるので、水分をよく拭き取った清潔な容器に入れましょう。
いちごはちょっとした衝撃でも傷みやすくなりますので、衝撃の影響が少なくなるように隙間なく詰めることも大切です。
ご飯やおかずと一緒の容器にいちごを入れる場合は、ラップやおかず用カップ、アルミホイルなどで仕切って分けるようにすると、熱や塩分の影響を少なくすることができます。
保冷剤を使う
25℃前後の常温でお弁当は5~6時間持つと言われていますが、いちごはもっと短いと考えられるので、保冷剤を使っていちごの温度の上昇を抑えるようにするとよいでしょう。
特に夏場や梅雨時は、注意が必要ですので、保冷剤を2~3個使うなどの配慮が必要になります。
冷凍いちごの入れ方
冷凍いちごをお弁当に入れる場合は、そのまま詰めてしまって問題ありません。
むしろ夏場などは保冷材の代わりになり、ご飯やおかずが傷みにくくなるので、冷凍のまま入れることをおすすめします。
いちごは溶けても元の食感には戻らないですが、フローズンデザート的に楽しむのがおすすめです。
お弁当に冷凍いちごを入れる場合は、生のいちごを入れる時と同様に別容器に入れるか、ラップやカップなどで仕切っていれるとよいでしょう。
いちごが腐るとどうなる?
いちごが腐ると、見た目や味・臭いに変化が見られます。
見た目の変化
- 表面が赤黒くまたは白っぽく変色する
- 艶がなくなる
- カビが生える
- 汁が出る
- 表面が柔らかく変形する
味・臭いの変化
- いちごの甘さが消え、カビ臭くなる
- 酸っぱい臭いがする
艶のある赤色が目を引くいちごですが、傷や汚れなどにはとても弱いデリケートなフルーツです。
いちごが腐ると、上記のような変化が表れますが、子どもがお弁当に持って行った場合、その変化に気づきにくいと思われますので、傷まないように注意することが必要です。
いちごをお弁当に入れるメリット
いちごをお弁当に入れるメリットは、
- 栄養補給ができる
- 彩りが良くなる
- 冷凍いちごは保冷剤の代わりになる
です。
栄養補給ができる
いちごには、免疫力を高めたり老化や病気を予防したりするビタミンC、余分なナトリウムを排出し血圧を下げる働きをするカリウム、鉄分の働きを促進して血液を作るモリブデン、排便を促して便秘解消し腸内環境を整える食物繊維などが豊富に含まれています。
お弁当に入れることで、お弁当に不足しがちな栄養を手軽に補えるので、おかずと合わせることで栄養のバランスが良くなります。
彩りが良くなる
いちごがお弁当に入っていると、見た目が鮮やかで彩りが良くなります。
いちごがお弁当箱の中で輝いて、ぱっと目を引き食欲も増すことでしょう。
また、いちごをハート型や花形に切ると、可愛らしくいっそう華やかになります。
冷凍いちごは保冷剤の代わりになる
前述したように、冷凍いちごを入れると保冷剤の代わりになり、雑菌の繁殖を抑えられ、ご飯やおかずが傷みにくくなります。
時間がある時に、いちごを洗って水気を拭き取り、ヘタを取り除いてから、冷凍用保存袋に小分けにして入れ、冷凍庫に保存しておくと1ヶ月ほど保存ができます。
冷凍したいちごは甘みが少なくなってしまうので、甘みが加えられるように砂糖をまぶしてから冷凍することもできます。
まとめ
お弁当にいちごを持って行っても大丈夫か、入れ方はどうすればよいかなどについてお伝えしました。
- いちごは、傷まない入れ方を心がければ腐る心配も少なく、お弁当に持って行っても大丈夫。
- いちごはよく洗って水分を拭き取ってからヘタを取り、お弁当箱に入れる
- いちごはおかずとは別容器に、保冷剤といっしょに入れる
- 冷凍いちごは保冷剤代わりにもなるので、そのままお弁当箱に入れて大丈夫
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれているいちごは、お弁当のデザートに入れると、ランチタイムが楽しくなるだけでなく、手軽に栄養補給ができます。
健康にも欠かせない栄養素が含まれているいちごをお弁当に入れて、安心して美味しく食べられるように、この記事がお弁当作りのお役に立てれば幸いです。
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