シチューって少ない量より、大量につくった方が作りやすいし、美味しい気がしますよね。
皆さんは食べ切れなかったシチューはどうしていますか?
シチューは冷蔵庫では1~2日程度、日持ちします。
常温放置は食中毒の原因となるウェルシュ菌が繁殖しやすいため、厳禁です。
また鍋のまま冷蔵庫に入れて保存すると傷みやすくなるので、密閉できるタッパーなどに移して冷蔵保存しましょう。
他にも余ったシチューのアレンジレシピなどもご紹介します。
これで作り過ぎたシチューの保存方法がばっちりとわかるようになります。
シチューの冷蔵保存での日持ち
シチューの冷蔵庫での日持ちは、1~2日程度です。
4日くらいは持つと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外に保存期間は短いのです。
あまり長い間日持ちしない理由は、牛乳など傷みやすい乳製品を使用しているためです。
シチューは鍋のまま冷蔵庫保存できる?
シチューは鍋のまま冷蔵庫保存することは、できなくはありませんがおすすめできません。
理由は鍋だとしっかり密閉できず、空気に触れる面積も大きいのでそこから雑菌が繁殖し、最悪の場合、腐ってしまうからです。
シチューの冷蔵保存方法
シチューを冷蔵庫で保存する場合は、まず40℃程度まであら熱をとって冷ましましょう。
しっかり冷まさないと、シチューから出る熱によって水蒸気が発生し、その水蒸気の水分によって傷んでしまうからです。
また熱いものを冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまい、冷蔵庫に入っている他のものにも影響が出てしまいます。
よく冷ましたら密閉できるフタ付きのタッパーやジップロックに入れて、冷蔵庫に入れましょう。
シチューの常温での日持ち
シチューは常温ではほとんど日持ちしません。
比較的温度の低い冬場であっても、数時間程度です。
理由は、食中毒の原因となるウェルシュ菌という菌が、常温で最も繁殖しやすいからです。
このウェルシュ菌は熱にはとても強く、再加熱しても簡単に死滅することはありません。
もし冷蔵庫に入れ忘れてしまったら、作ってからの時間とともにシチューの状態を確認しましょう。
部屋の温度や湿度、外の気温によってもそのシチューが食べて大丈夫なものかは変わります。
異臭がする、変な味がする、色がおかしい、糸を引くなど明らかな異常があれば、腐っている可能性が高いので食べるのは控えましょう。※判断は自己責任でお願いします。
シチューの常温放置はしないように気を付けてくださいね。
余ったシチューのアレンジレシピ
シチューが余っているけど、そのまま食べるのには飽きてしまった……という場合の、アレンジレシピをご紹介します。
グラタン風シチュー
【材料】
- 残り物のシチュー 2人分
- ウインナーソーセージ お好みで
- ショートパスタ お好みで
- 黒コショウ 少々
- 溶けるチーズ 100g
- 玉子 1個
【作り方】
- ウインナーソーセージを適当な大きさに切り、炒めます。
- 卵は固茹でに茹ででおき、輪切りにします。
- ショートパスタを茹で、フライパンに入れます。
- 耐熱皿に移し、平らに敷きます。
- その上に茹で卵を敷きます。
- 温めた余ったシチューを掛けます。
- 溶けるチーズをたっぷりと全体的に振りかけます。
- コショウをしてから、オーブントースターで20分程度焼いて出来上がり。
よかったら試してみてくださいね。
まとめ
今回はシチューの保存期間について、お伝えしました。
特に大切なポイントをおさらいしましょう。
- シチューを冷蔵保存できるのは、1~2日程度
- 冷蔵保存する際は空気に触れないようにタッパーやジップロックを使用する
- シチューは常温ではほぼ日持ちしない
- シチューの常温放置、冷蔵庫への入れ忘れに注意
これだけ守れば作り過ぎたシチューも美味しく保存できるはずです。
ウェルシュ菌の発生には十分に気をつけてくださいね。
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