いちごが嫌い!という方はあまり見かけないように思います。
春の訪れを告げてくれるいちご、最近は品種改良で1年中食べれるようになって嬉しいですよね~。
そんないちごの賞味期限ってどのくらいかご存じですか?
いちごの日持ちの目安は次の通りです。
- 冷蔵保存は1~5日程度
- 常温保存は1~2日程度
- 保存冷凍は1ヶ月~3ヵ月程度
それでは、いちごの賞味期限や保存法などについて、もう少し詳しく解説していきます。
いちごの冷蔵での賞味期限
いちごをご家庭で保存するときは、冷蔵庫が一番多い保存方法だと思います。
冷蔵庫でいちごを保存した場合、およそ1日~5日ほど日持ちするとされています。
その際は、通常の冷蔵室ではなく野菜室に保存してください。
いちごは冷やし過ぎると甘味を感じにくくなると言われています。
野菜室は通常の冷蔵室よりも温度が高く設定されていて、冷え過ぎないので美味しくいちごを頂くことができます。
いちごの常温での賞味期限
いちごを常温保存した場合の日持ちは、およそ1日~2日程度です。
ただし、いちごは水分が多く傷みやすいフルーツ(野菜)なので、基本的に常温保存は避けた方が無難です。
どうしても常温で保存するという場合は、冷暗所に置いて1~2日以内に食べて切ってしまいましょう。
いちごの冷凍での賞味期限
実はいちごは冷凍保存することもできます。
いちごを冷凍保存した場合の期限は、約1ヶ月~3か月程度です。
ただし、一度冷凍してしまうと生のいちごの食感には戻らないので、シャーベットやアイス、ジャムなど加工して食べるのがおすすめです。
いちごの美味しい冷凍方法
- ヘタを取って、水洗いする
- 水気をしっかりと拭く
- いちごに砂糖をまぶす(大さじ2ほど)
- ジッパー付きの袋に入れて、空気をしっかり抜いてから冷凍庫へ入れる
冷凍のいちごはどうしても甘味が落ちてしまうので、砂糖を入れて冷凍するのがおすすめです。
賞味期限切れのいちごは食べれる?
賞味期限切れのいちごは食べれるかどうか、と言えば食べることは可能です。
と言うより、いちごは「生鮮食品」なのでそもそも賞味期限が記載されていないことがほとんどです。
「生鮮食品」はなるべく早く消費することが推奨されていて、その食品の食べ頃や傷み具合は消費者自身で判断するしかありません。
ちなみに「賞味期限」と「消費期限」は意味が違います。
簡単に説明すると、「賞味期限」は美味しく食べることが出来る期限、「消費期限」は安全のためこの日までに食べ切ってほしいという期限です。
上記でいちごの賞味期限の目安をお伝えしましたが、その期限内であっても、カビが生えていたり、表面がブヨブヨしている、異臭がある場合は食べるのは控えましょう。
自分や家族の口に入れるものなので、傷んでいないかしっかりと見極めましょう。
いちごのアレンジレシピ
さて、傷んでいるか微妙ないちご、捨てるにはもったいない。
そんな時は加熱してジャムにしてしまいましょう。
加熱することで保存に適した状態になります。
では、いちごジャムのレシピです。
ジャム作りというと難しそうですが、電子レンジをフル活用するので簡単ですよ。
【材料】
- いちご 1パック
- 砂糖 いちごの重さの半分の量
- レモン汁 小さじ1
【作り方】
- いちごを洗って、ヘタをとる
- 大きめの耐熱ボウルにいちご、砂糖、レモン汁を入れる
- 左右を少し空けてラップをする
- 500Wで5分、レンジにかける
- 取り出したら砂糖が溶けるまでよく混ぜる
- ラップを外して5分レンジにかける
- 泡が浮いてきたらスプーンで取り除く
- よく混ぜて更に5分レンジにかけたら完成
基本的に混ぜてレンジにかけるだけなので簡単です。
しっかりと煮沸消毒した瓶に詰めれば完成です。
ジャムとしてパンに塗るのはもちろん、ヨーグルトにかけるのも美味しいですよ。
いちごの保存方法
いちごの保存方法にはコツがあるので、ご紹介しますね。
- パックから取り出す(いちご同士が重なって重みがかかるのを防ぎます)
- 密閉容器を用意、いちご同士が触れないようにし、ヘタを下にして置く
- 密閉して冷蔵庫で保存
コツは水洗いしないことです。
つい洗いたくなりますが、洗ってしまうと表面に水分が付きそこから傷んでしまいます。
まとめ
いちごの賞味期限や保存方法についてまとめます。
- いちごの保存期限は冷蔵庫:1~5日、常温:1~2日、冷凍:1ヶ月~3ヶ月
- 冷蔵庫で保存する場合は、水洗いしないでヘタを下にして密閉する
- 冷凍庫で保存する場合は、砂糖を掛けて冷凍する
冷凍すれば、かなり長く美味しいいちごを楽しめますね~。
今回はジャムの作り方をご紹介しましたが、シャーベットやジュースも簡単にできて美味しいですよ。
せっかく買ってきたいちご、傷む前に適切な保存をして最後まで美味しくいただいてくださいね。
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