たこ焼き粉は、賞味期限切れから半年以内ならば、異常がないか確認して使うことができます。
たこ焼き粉はコナダニが繁殖しやすいので、保存方法には注意が必要です。
たこ焼き粉は開封の有無に関わらず、冷蔵庫で保存するとよいです。
コナダニの入ったたこ焼き粉を調理して食べた場合、アナフィラキシーショックによる健康被害を引き起こす可能性があります。
たこ焼き粉の開封後の賞味期限は、2ヶ月が目安です。
それでは、たこ焼き粉の賞味期限切れは未開封なら使えるか、開封後の賞味期限はどれくらいかなどについてもう少し詳しくご紹介していきます。
たこ焼き粉の賞味期限切れは未開封なら使える？
たこ焼き粉は、賞味期限切れから半年以内ならば、異常がないか確認して使うことができます。
ただし、たこ焼き粉は未開封の状態であっても中にカビや虫が発生している可能性があるので十分に注意が必要です。
賞味期限切れの商品は、品質の劣化は避けられず、美味しく食べられる保証はありません。
ちょっとでも異変があった場合は、もったいないですが処分してしまうことをおすすめします。
たこ焼き粉の開封後の賞味期限
開封後は封をしっかりした後、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、2ヶ月以内には使い切ってください。
たこ焼き粉にはたこ焼きを美味しくするために、鰹節、昆布や山芋の粉末などの材料が多く使われています。
たこ焼き粉の袋の封を切ると、袋の口をしっかり閉じても、ジッパー付きの袋に入れても、虫が侵入してくることがあります。
この虫はタンパク質を好物としていてコナダニと呼ばれ、袋を破って侵入してくることもあります。
大きさは、0.3～0.5mmで、肉眼では確認しづらいです。
とても小さいですが、たこ焼き粉の袋などは食い破ってしまう力があると言われているので、恐ろしいです。
しかもこのコナダニは加熱しても、ダニのフンや死骸そのものが食中毒を引き起こす、やっかいなダニです。
コナダニは高温多湿の状態だと1～2ヶ月で数百倍に繁殖するそうで、目安としては25℃～30℃の室温、65％程度の湿度が最も繁殖しやすい状態にあたります。
パンケーキシンドロームと言って、コナダニが発生していることに気が付かず、その粉を使った料理を食べしまい、アナフィラキシーショックによる呼吸困難など、重大な健康被害を引き起こすこともあります。
たこ焼き粉の保存方法
たこ焼き粉の開封の有無に関わらず、冷蔵庫で保存するとよいです。
保存袋にたこ焼き粉を袋ごと入れ、さらに密閉容器に入れます。
万全を期してしっかりと保存すれば、コナダニが好む環境を防ぐことができ、ダニ発生の問題は少ないと思います。
まとめ
たこ焼き粉の賞味期限切れは未開封なら使えるか、開封後の賞味期限はどれくらいかなどについて、お伝えしました。
- 開封したたこ焼き粉は、2ヶ月以内に使い切る
- 未開封の場合、賞味期限切れてから半年以内なら食べても大丈夫な場合が多い（ただし保存状態には十分に気をつける）
- たこ焼き粉は、コナダニが発生しやすいので注意
- コナダニの入ったたこ焼き粉を調理して食べた場合、アナフィラキシーショックによる健康被害を引き起こす場合がある
- たこ焼き粉を保存するときは、保存袋にたこ焼き粉を袋ごと入れ、さらに密閉容器に入れて冷蔵保存する
粉物は生ものと違って腐ることがないので、保存を軽視しがちですが、コナダニは侮ることができないです。
たこ焼き粉を冷蔵庫でしっかり保存して、家族や友人などとたこ焼きを安心して楽しめるように、この記事が参考になればうれしいです。
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