手作りバジルソースはパスタやピザだけでなく、作り置きして肉料理や魚料理、サラダにと冷蔵庫からサッと出して使えたら便利です。
しかし、手作りのバジルソースの保存方法や、保存できる期間はどれくらいなのか気になります。
- 手作りのバジルソースは、冷蔵庫保存で1週間ほど、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。
- 手作りのバジルソースの冷凍保存は、ジップロックを使う方法と製氷皿を使う方法があります。
それでは、バジルソースの保存期間はどれくらいか、冷凍保存はできるかなどについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
緑色の美しさや芳香さなど魅力がいっぱいのバジルソースを作り置きしたいけれど、保存方法や保存期間がよくわからないので躊躇している方、この記事を参考にしてもらえれば、爽やかな風味を毎日楽しめますよ。
手作りバジルソースの保存期間
手作りバジルソースは、冷蔵庫保存で1週間ほど、冷凍保存で1ヶ月ほど日持ちします。
それ以上の保存になると、風味の低下など品質の劣化は避けられず、美味しくいただけなくなることが考えられます。
ネット上には、「冷凍すれば、3カ月を目安に保存できる。」という意見もありました。
手作りの場合は、オイルの量を多くしたり、塩分濃度を高めたりすることで日持ちを伸ばすこともできます。
上記の保存期間はあくまでも目安ですので、保存の状態を見ながら自己責任で決めてください。
バジルソースの特徴
バジルソースは、バジルの葉や松の実、バルメザンチーズ、にんにくなどをミキサーにかけて撹拌したものに、オリーブオイルや塩などを加えてよく混ぜて、ペースト状にしたソースです。
清涼感があってさわやかなソースで、パスタやピザなどで多く使用されていますが、うどんやサラダなどでも使われます。
ハーブは様々な種類があり、料理の香りづけや風味づけだけでなく、保存料や薬など様々な用途で使われています。
その中でバジルは刺激性が少ないという特徴があり、苦味も少ないため生のサラダにも使用されます。
私は、今までバジルソースを好んで食べることはなかったのですが、今回初めてバジルソースを作り、ドレッシングにしました。
サラダにかけて食べると、思ったより苦味がなく清涼感があり、また食べたいと思う不思議な魅力がありました。
腐ったバジルソースの特徴
前述のバジルソースの日持ちは、調理の時の環境や保存状態によって長く保存できたり、逆に早く傷んでしまったりすることがあります。
手作りのバジルソースを保存した時には、食べる前に傷んでいないかよく確かめましょう。
傷んだバジルソースは、下記のようになります。
- 表面にカビが生える。
- 茶色や黒っぽい色に変色する。
- バジルの臭いがしない。
- 酸味が出る。
上記のようになったバジルソースは、食べないで処分しましょう。
少しの黒ずみならば食べても心配ないでしょうが、おすすめできません。
バジルソースの保存方法
手作りバジルソースの保存方法には、冷凍保存と冷蔵庫保存があります。
冷蔵庫保存で1週間ほど日持ちしますが、それ以上長く保存したい場合は冷凍するとよいでしょう。
冷凍することで、緑色を長く保つことができます。
バジルソースの冷凍保存
バジルソースの冷凍保存には、
・ジップロックを使う方法
・製氷皿を使う方法
があります。
ジップロックを使う方法➀
- バジルソースの粗熱を取る。
- 冷ましたバジルソースを、ジップロックに入れて薄く伸ばし、できるだけ空気を抜く。
- 金属トレイに乗せて、冷凍庫に入れる。
使いたい時に使いたい量を、パキッと割って使うことができます。
ジップロックを使う方法②
- バジルソースの粗熱を取る。
- 冷ましたバジルソースを、1回に使う分量でラップに包んで小分けにする。
- 小分けにしたバジルソースをジップロックに入れて、できるだけ空気を抜く。
- 金属トレイに乗せて、冷凍庫に入れる。
空気に触れてしまうと、オイルが酸化したり、バジルの色が悪くなったりすることがあるので、できるだけしっかりと空気を抜くとよいでしょう。
製氷皿を使う方法
- バジルソースの粗熱を取る。
- 冷ましたバジルソースを製氷皿に入れる。
- 金属トレイに乗せて、冷凍庫に入れる。
- 出来上がった氷型のバジルソースを型から取り出してジップロックに入れた後、再度冷凍庫で保存する。
こうすることで、使いたい時に必要な量を取り出して使えます。
冷凍したバジルソースを美味しく食べるために
- 冷凍したバジルソースを食べる数時間前に、必要な量だけ冷凍庫から取り出して冷蔵庫に移して自然解凍する。
- 自然解凍できたら、バルメザンチーズを加える。
電子レンジを使って解凍すると、美味しさが損なわれてしまいます。
バルメザンチーズは、風味を保つために冷凍しないで解凍後に加える方がよいです。
バジルソースの冷蔵庫保存
手作りのバジルソースには保存料などは含まれていないので、作ってすぐに食べるのが一番よい方法です。
1回の食事ごとに必要な量を作るのがベストですが、余ってしまう場合もあります。
そのような時には、冷蔵庫保存することもできます。
バジルソースの冷蔵庫保存方法
- バジルソースの粗熱を取る。
- バジルソースを入れる密封できる瓶やタッパーなどの容器を用意し、よく洗って乾かす。
- 冷ましたバジルソースを、密封できる容器の8分目くらいまで入れる。
- その上にオリーブオイルを注いで膜を張る。
オリーブオイルを最後に入れることで、酸化やカビを防ぐことができます。
取り分ける時には、清潔なスプーンなどを使用するように心がけましょう。
何回か保存したバジルソースを使う場合は、使うその都度容器の口を清潔に保ち、残りのバジルソースを平らにしてから、上にオリーブオイルを張ると日持ちします。
バジルソースを変色させない方法
緑色が鮮やかなバジルソースですが、手作りするとお店で出てくるようなきれいな緑色にならないことがあります。
バジルソースが変色してしまうのは、バジルの切口が空気に触れることで酸化してしまうからです。
皮を剥いたリンゴが酸化して、茶色くなるのと同じです。
バジルソースを変色させない工夫について、お伝えします。
バジルソースをたくさん作って保存しておきたい時には有効です。
バジルを湯通しする
フードプロセッサーにかける前に、軽くサッと湯通しします。
熱湯に10秒くらい入れるときれいな緑色になるので、お湯から出して冷えた氷水にさらした後、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。
茹で過ぎると鈍い色になってしまうので、注意しましょう。
レモン汁または酢を加える
湯通しした後、さらに念押しの意味で酸化防止をしてくれるレモン汁、または酢をごく少量加えるとよいでしょう。
レモン汁や酢の量が多いとバジルソースの味が変わってしまうので、注意が必要です。
まとめ
手作りバジルソースの保存期間はどれくらいか、冷凍保存はできるかなどについてお伝えしました。
- 手作りバジルソースの保存期間は、冷蔵庫保存で1週間ほど、冷凍保存で1ヶ月ほど。
- 手作りのバジルソースの冷凍保存は、ジップロックを使う方法と製氷皿を使う方法がある。
バジルには、老化防止やがん予防が期待できるβ―カロテン、止血や骨の健康維持に役立つビタミンK、冷え性や肩こりを解消するビタミンEなど多くの栄養が含まれています。
また、爽やかな香りにはリラックス効果も認められています。
バジルソースは様々な料理の調味料として使用でき、応用も可能です。
この記事を参考に、身体にも心にも優しいヘルシーなバジルソースを上手に保存して、健康な日々を過ごすことに役立ててもらえたらうれしいです。
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