ご飯が炊けたと炊飯器を開けてご飯を解して、一口食べてみたら……ご飯に芯が残っていて固い!
そんな経験、一度くらいはどなたにもあるのではないでしょうか?
そもそも米に芯が残ってしまった原因は、米の浸水不足、米の量がきちんと測れていない、炊飯器の故障などが考えられます。
芯が残ってしまったご飯の対処方法としては、少量の水を足してラップをかけ、電子レンジで熱を加えるか、おかゆ・雑炊・リゾットなど他の料理にアレンジする方法があります。
そのままご飯として食べたいという場合でも、電子レンジの再加熱で復活させることもできます。
ご飯に芯が残ってしまう原因や対処法について、詳しくは記事の中で詳しく解説しています。
これを読んでコツを守れば、もうご飯を炊いたら芯が残ってしまったなんていうことはなくなるでしょう。
炊飯器で炊いた米に芯が残る原因と対策
米を水に浸ける時間が不足している
炊く前の米を水に浸ておかないと、米の中心部まで水が吸収されないので、炊飯器の熱も表面までしか伝わらず、結果として芯の残ったご飯が炊きあがってしまいます。
水に漬ける時間は夏なら40分から1時間、冬なら1時間から2時間は浸けるようにしましょう。
少なくとも30分は水に浸けたいいものです。
米の量がしっかり測れていない
基本的なことですが、米は計量カップで「すりきり」で測れているでしょうか?
軽量カップはできれば固いものを使い、すくい取ったお米のうち、溢れている分はちゃんと取り除き、すりきりでしっかりと測りましょう。
当然のことですが、米を炊く時の水の量もしっかりと計測しましょう。
炊飯器の故障
毎日使っている炊飯器、ちゃんとお手入れをしていますか?
故障や熱を感知する部分の汚れにより、ご飯がちゃんと炊きあがる前にスイッチが切れてしまうことがあります。
すると炊きあがったご飯にはまだ芯が残っているということになってしまいます。
炊飯器の掃除をこまめにすることも大切です。
炊いたご飯に芯がある時の対処法
レンジで加熱する
芯のあるご飯に少量の水をかけて、ラップをし電子レンジで加熱してみてください。
ラップと水分で蒸されて、少しは芯まで熱が通るはずです。
おかゆ、雑炊、リゾットにする
おかゆ、雑炊、リゾットなど他の料理にアレンジしてしまう方法もあります。
これらの料理は水分を足して煮るので、芯がなくなること間違いなしです。
またリゾットはちょっと芯が残っていたほうが美味しいとされているので、特におすすめです。
冷蔵庫にあるコンソメと水やトマトジュースを鍋に入れて、ミックスベジタブルやあり合わせの野菜、ベーコンなどを刻んで、少し煮込むだけで完成です。
リゾットの場合はほんの少し、米の芯を残すのがポイントです。
その方が本格的な味になりますよ。
他の料理の味付けも、キッチンにある調味料で済むものばかりなので、簡単に作ることができますよ。
まとめ
今回はご飯に芯が残ってしまった理由と対処方法について、ご説明しました。
- 米の芯が残ってしまう理由は、米の浸水不足、米の量がきちんと測れていない、炊飯器の故障などが考えられる
- 米の芯が残ったご飯は、少量の水を足してラップをかけ、電子レンジで熱を加えるか、おかゆ・雑炊・リゾットなど他の料理にアレンジする
ちょっとしたミスで米に芯が残ってしまうことがあります。
毎日のことながら、基本に忠実に行えば、美味しいご飯を食べることができますよ。
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