冷やしうどんをお弁当に詰めるには、茹でたうどんをよく洗ってぬめりを取り、油を絡めれてから一口サイズにして入れれば、くっつきにくくなります。
冷凍うどんをそのままお弁当に持って行くと、美味しさが半減してしまいます。
冷凍うどんは加熱してから、流水で洗って水分を切り、油を絡めてから、お弁当に詰めるとよいでしょう。
それでは、冷やしうどん弁当の麺がくっつかない方法や冷凍うどんをお弁当に入れるにはどうしたらよいかなどについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
弁当に詰めた冷やしうどんがくっつかない方法
冷やしうどんをお弁当に詰めるには、茹でたうどんをよく洗ってぬめりを取り、油を絡めれてから一口サイズにしてお弁当に入れれば、くっつきにくくなります。
弁当に詰めたうどんがくっつかないようにする方法
- うどんをしっかり水洗いする
- うどんに油を絡める
- うどんを一口ずつ盛り付ける
- 麺つゆはうどんと別に詰める
うどんをしっかり水洗いをする
茹でたうどんをお弁当に持って行くには、多くのお湯で茹でた後冷たい水でしっかり洗って、ぬめりを落とすことが重要です。
このぬめりをそのままにしてしまうと、うどんがくっつく原因となってしまいます。
うどんに油を絡める
うどんに、サラダ油やごま油、オリーブオイルなどを絡めておくと、油でコーテイングされるので
うどんがくっつくのを防ぐことができます。
うどんを一口ずつ盛り付ける
うどんをお弁当に詰める時には、指やフオークなどで一口分ずつ巻いた物を入れると、全体が
絡んでくっついてしまわないので、取り出しやすく食べやすいです。
また、お弁当箱にうどんを詰める時に、うどんの下に小さな巻きすを敷くとスノコになり、水気を切ることができます。
麺つゆはうどんと別に詰める
うどんが伸びてしまわないように、麺つゆはうどんと分けて持って行くとよいでしょう。
汁を別添えする方法は、
- スープジャーを活用する
- 保存袋や保存容器に入れて凍らせる
があります。
スープジャーを活用する
麺つゆを入れる専用のスープジャーがある場合は、冷たいままでも温かくしてでも持って行くことができ、密閉性が高いので、汁が漏れる心配も少ないです。
小さな水筒でも密閉性が保たれる上にかさばらないので、スープジャーの代用になります。
冷やしうどんとして食べる場合は、汁を濃い目に作って、氷も入れて持って行くことで、お昼に食べる時には、冷えていてちょうど良い濃さになっていると思われます。
保存袋や保存容器に入れて凍らせる
麺つゆは前もって密閉できる冷凍用保存袋、またはプラスチック製の保存容器に入れて冷凍庫に入れて凍らせておくと、食べる頃には溶けていることでしょう。
プラスチック製の容器は、できれば密閉性に優れていて汁漏れしにくいスクリュータイプの物をおすすめします。
保冷剤代わりにもなるので、便利です。
冷やしうどん弁当の食べ方
冷やしうどん弁当の食べ方は、
- 麺つゆにつけて食べる
- ぶっかけうどんにする
の2通りあります。
麺つゆにつけて食べる
スープジャーを、そば猪口(そばつゆを入れる器)代わりにして、うどんを麺つゆにつけながら食べます。
先にも述べたように、スープジャーに濃い目の麺つゆと氷を入れて置くと、お昼に食べる頃までは、冷たさを保つことができるでしょう。
ぶっかけうどんにする
大きめサイズのお弁当箱に、うどんを入れて持って行きます。
食べるときには、麺つゆをかけてぶっかけうどんにして食べます。
麺に乗せる薬味や具材を入れる場合は、麺の上に抗菌シートやラップなどを被せ、その上に薬味や具材を乗せるとよいでしょう。
冷やしうどん以外のうどん弁当
お弁当に持って行く冷やしうどん以外のうどんとして、
- 温かいうどん
- 焼きうどん
についてお伝えします。
温かいうどん
うどんは、前述のくっつかない方法と同様で、茹でてから水で洗ってぬめりを落とし、サラダ油などでコーテイングして、お弁当箱に詰めます。
予め熱湯で温めておいたスープジャーに、温めた汁とお好みの具材を入れます。
具材を変えることで、カレーうどん、かきたまうどん、南蛮うどんなどを楽しめます。
食べる時は、うどんをスープジャーのつゆに絡ませて食べるとよいでしょう。
焼きうどん
焼きうどんをお弁当に持って行く時にくっつかないようにするには、
- うどんを炒める前にほぐしておく
- うどんを炒めすぎない
- 火を止めてから、油を絡ませる
- 冷ました焼うどんをお弁当箱に入れる
の4つをおさえるとよいでしょう。
うどんを炒める前にほぐしておく
うどん(1玉200g)に酒(大さじ1)を振りかけてレンジで1分半ほど加熱するか、うどんに熱湯をかけるなどして、うどんを炒める前にほぐしておくことで、炒めすぎを防ぐことができます。
うどんを炒めすぎない
野菜と豚肉を炒めた後、うどんと調味料を入れてから、サッと合わせる程度にして炒めすぎないようにします。
炒めすぎると、うどんのでんぷん質が出て来てくっつきやすくなってしまいます。
火を止めてから、油を絡ませる
火を止めてから、最後にごま油などを絡めてコーテイングすることで、冷めてもうどんがくっつくのを防ぐ効果があります。
冷ました焼うどんをお弁当箱に入れる
作った焼きうどんは、平らなお皿などに広げてよく冷まします。
温かいままの焼うどんをお弁当箱に入れると、容器の中で蒸れてしまうので、蒸気が水分となってお弁当に溜まり、傷む原因になります。
冷凍うどんをお弁当に持って行くには
冷凍うどんをそのままお弁当に持って行くと、美味しさが半減してしまいます。
冷凍うどんをお弁当に持って行く方法
- 冷凍うどんを加熱する
- 流水で洗って水分を切る
- うどんに油を絡める
- 麺つゆやドレッシングは別添えにする
冷凍うどんを加熱する
冷凍うどんをそのままお弁当に持って行くと、美味しさが損なわれてしまうので、おすすめできません。
自然解凍や流水解凍では、独特のコシが失われてしまい美味しく食べることができなくなってしまいます。
冷凍うどんをお弁当に持って行く時には、鍋で茹でたりレンジで加熱したりします。
加熱する時間は、パッケージに記載してある通りで大丈夫ですが、コシや歯ごたえがあるうどんをお好みの方は、1~2分ほど短めにしておくとよいでしょう。
流水で洗って水分を切る
加熱したうどんにはでんぷん質が表面に付いているので、そのままでは時間が経過した時に麺と麺がくっついて食べにくくなってしまうので、流水で洗います。
流水で洗いながら麺を揉みこむようにすると、コシが生まれ食感が良くなります。
流水で洗ったうどんの水分を、しっかりと切りましょう。
うどんに油を絡める
茹でた冷凍うどんの水気を切ってから、油をまぶして全体に絡めます。
油をコーテイングすることで、麺同士がくっつくのを防ぎ、食べやすく食感も良くなります。
油は、ごま油やオリーブオイル、サラダ油などお好みのもので大丈夫です。
サラダうどんならオリーブオイル、中華風のうどんならごま油というように、うどんのメニューにより油を変えるのもよいでしょう。
麺つゆやドレッシングは別添えにする
ネット上には、「茹でて冷ました冷凍うどんを油やドレッシングで和える」という方法もありました。しかし、麺つゆやドレッシングをお弁当に詰める前にかけてしまうと、麺が伸びたりお弁当から汁気がもれたりする心配があります。
食べる直前にかけられるように、麺つゆやドレッシングは別添えにすることをおすすめします。
スープジャーやミニサイズの水筒、調味料入れなどを活用して持って行くとよいでしょう。
前述したように冷凍保存可能な容器ならば、麺つゆやドレッシングを凍らせられるので、保冷剤の代わりにもなります。
まとめ
冷やしうどん弁当の麺がくっつかない方法や冷凍うどんをお弁当に入れるにはどうしたらよいかなどについて、お伝えしました。
- 冷やしうどんをお弁当に詰めるには、茹でたうどんをよく洗ってぬめりを取り、油を絡めれてから一口サイズにしてお弁当に入れれば、くっつきにくくなる。
- 冷凍うどんをそのままお弁当に持って行くと、美味しさが半減してしまう。
- 冷凍うどんは加熱してから、流水で洗って水分を切り、油を絡めてから、お弁当に詰めるとよい。
食欲がない時や体調がよくない時など、冷やしうどん弁当がおすすめです。
またお弁当のメニューに困った時や、ご飯とおかずのメニューがマンネリ化した時にも気分転換になります。
麺つゆは前日に作って凍らせておいても良いですが、うどんは当日の朝に茹でた方が美味しく食べられます。
時間がない時には、冷凍うどんを利用すれば電子レンジで解凍できます。
この記事を参考に、うどんをお弁当に詰めてもくっつかない方法を取り入れて、美味しいうどん弁当を楽しんでもらえたらうれしいです。
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