シャキシャキとした食感がとても美味しいれんこん。
でも調理していて黒い斑点が気になったり、黒ずんだりすることありませんか?
あの黒い斑点はれんこんに含まれるポリフェノールの1種のタンニンが酸化したものなので、食べても大丈夫です。
気になる場合はその部分だけ切り取ったり、記事中で紹介している黒ずみを戻す方法を試してみてください。
また変色の原因も同じくポリフェノールによる反応です。
変色を防ぐには、切ったらすぐに水に浸けるようにしましょう。
記事では他にもれんこんに関するよくある疑問や黒ずんだれんこんを元に戻す方法について答えています。
これを読めば、れんこんに関する疑問はなくなること間違いなしです。
れんこんの黒い斑点は腐ってる?食べても大丈夫?
れんこんにたまに見掛ける黒い斑点、あれって腐っているんでしょうか?
そのまま食べても大丈夫なんでしょうか?
答えは「腐っているわけではない、そのまま食べても大丈夫」です。
詳しくは次の項目で見ていきましょう。
れんこんの変色の原因
れんこんの変色の原因はれんこんに含まれるポリフェノールの1種、タンニンが空気に触れることで酸化反応を起こし、黒ずみや黒い斑点を引き起こすものです。
調理中も鉄に触れるとタンニン鉄を生成し、黒ずみを引き起こします。
れんこんは非常に敏感で鉄の調理器具や水道水中の鉄分にも反応します。
ただし食べる分には身体に影響はないのでご安心ください。
また稀に泥が残っている場合もあるのでよく洗いましょう。
れんこんの変色を防止する方法
れんこんは切ったらすぐに酸化が始まってしまいます。
あらかじめボウルに水を用意しておき、切ったらすぐ水に浸けるようにすれば、空気にふれることなく酸化を防止することができます。
れんこんの変色を戻す方法はある?
一度黒ずんでしまったれんこんを元に戻す方法はあるんでしょうか?
実はお酢の力を借りると黒ずみが戻ることがあります。
4カップの水に小さじ2の酢を入れて酢水を作り、そこに変色したれんこんを2~3分浸します。
黒ずみが取れたら、水気をよくきりましょう。
れんこんは腐るとどうなる?
れんこんは腐るとこんな症状が現れます。
- 白カビが生える
- 異臭がする
- ヌルっとした手触りになる
- 穴の周りが赤くなり始める
- 全体が柔らかくなっている
こんな症状が出てきたら、残念ながらこのれんこんは腐っています。
とてももったいないですが、捨ててしまいましょう。
まとめ
今回はれんこんの黒ずみについて解説しました。
- 黒ずんだれんこんは食べることができる
- れんこんが黒ずむ原因は、れんこん中のポリフェノールに含まれるタンニンが酸化反応を起こしたため
- 変色を防止するには、切ったらすぐに水に浸ける
- 黒ずんだれんこんを元に戻すには、酢水につけるまたは酢水で茹でる
- れんこんは腐ると、異臭がする、れんこんの穴が赤くなり始めているなどの特徴がある(その場合は捨てる)
これでれんこんに関するお悩みは解消すること間違いなしですね!
シャキシャキの手触りが美味しいれんこん、買ってきたら味が落ちる前に早めに調理しておいしくいただきたいものですよね。
皆さんのお役に立つ情報を提供できていたら嬉しく思います。
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