お湯をわかしたりする手間もなく、すぐに飲めるペットボトルコーヒーはとても手軽で便利ですよね。
でもつい余らせてしまって冷蔵庫に放置している……なんてことはありませんか?
ペットボトルコーヒーの開封後の賞味期限は、直接口をつけて飲んだ場合の賞味期限はその日中、直接口をつけていない場合は2~3日です。
また賞味期限切れのペットボトルコーヒーは、10日くらいまでなら飲める可能性が高そうです。
今回の記事ではペットボトルコーヒーの賞味期限や、腐ってしまったコーヒーの特徴なども解説しています。
これでペットボトルコーヒーに関するお悩みはなくなりますよ。
ペットボトルコーヒーの開封後の賞味期限
ペットボトルコーヒーの開封後の賞味期限はどのくらいなんでしょうか?
実は直接口を付けて飲んだ場合と、コップなどに移して飲んだ場合とで賞味期限が変わります。
直接口を付けて飲んだ場合
直接、口をつけて飲んだ場合は口の中の雑菌がペットボトルの中に侵入していると考えられるので、開けたその日のうちに飲み切りましょう。
コップなどに移して飲んだ場合
飲み口に直接口をつけず、コップなどに移して飲んだ場合の賞味期限は2~3日程度です。
飲み口が衛生的であれば、結構日持ちしますね。
とは言え、もう開けているコーヒーですし、なるべく早めに飲み切りましょう。
賞味期限切れのペットボトルコーヒーは飲める?
賞味期限切れのペットボトルコーヒーは飲めるのでしょうか?
そもそも賞味期限とは、メーカーが「この日付けまでなら美味しく飲めることができます」という意味で付けた期限です。
なので賞味期限後は味や香りこそ落ちますが、飲むこと自体ができないわけではありません。
目安としては、賞味期限が切れてから10日以内なら飲むことができると思います。
時間が経ったコーヒーの加熱はNG
「このコーヒー、賞味期限からかなり過ぎちゃったけど加熱したら飲めるんじゃないかな……」そんな風に考える方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれはNGです。
菌の中には熱に非常に強い菌や死滅しても毒素が消えない菌もいます。
たとえば身近な黄色ブドウ球菌は、100℃で30分加熱しても死滅しません。
この黄色ブドウ球菌は人間の手や顔に普通についている菌です。
また、カビの発するカビ毒も熱に強く、100℃で1時間加熱しても死滅しないと言われています。
カビの粒子はどこにでもいます。
なので加熱したら大丈夫ということはありません。
あまりに日数に経過したコーヒーは諦めて捨てましょう。
ペットボトルコーヒーは腐るとどうなる?
ペットボトルコーヒーは腐るとどうなるんでしょうか?
主な特徴はこんな感じです。
- 白い膜が表面に貼っている
- 白っぽいカビが浮いている
- 中身に浮遊物がある
- コーヒーの香りではない、不自然な酸味がある
- 生臭い臭いがする
- ドロドロとしている
こんな風になってしまったコーヒーは腐ってしまっていると言っていいでしょう。
やはりコーヒーは早く飲み切るに越したことはありません。
まとめ
今回は賞味期限期限切れのペットボトルコーヒーについてお話しました。
最後に簡単ですが、おさらいしましょう。
- ペットボトルコーヒーの開封後の賞味期限は口をつけて飲んだ場合と、口をつけずコップなどに移して飲んだ場合で異なる
- 直接口をつけて飲んだ場合の賞味期限はその日中、口をつけていない場合は2~3日
- 賞味期限切れのペットボトルコーヒーは10日以内なら、飲める可能性が高い
- 賞味期限から時間が経ったペットボトルコーヒーは加熱して飲むのはNG
- ペットボトルコーヒーは腐ったら、白い膜が表面に貼っている、白っぽいカビが浮いている、中身に浮遊物がある、コーヒーの香りではない不自然な酸味がある、生臭い臭いがする、ドロドロとしているなどの特徴がある。
基本的にペットボトルコーヒーは開けたらすぐに飲み切るのが一番安全ですね。
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