ポテトサラダが水っぽくなってしまう原因のとして、じゃがいもを茹でてしまっていることが挙げられます。
じゃがいもは蒸すことで水分が抜けて、ポテトサラダに最適のホクホクの状態になります。
じゃがいもを蒸すのは、蒸し器の他に電子レンジやフライパンでもできます。
どうしても茹でるしかないときは、低温でじっくり茹でると煮崩れしないので、水っぽくなりません。
また、水っぽくなってしまう原因に、野菜から染み出た水分が考えられので、具材となる野菜は事前に塩で水抜きし、しっかり水気を切っておきましょう。
水っぽいべちゃべちゃに出来上がってしまったポテトサラダの対処法としては、非常に原始的ですがキッチンペーパーをあてがい水分を吸い取るのと、別の料理にリメイクしてしまう方法があります。
どうしてもポテトサラダを作るのに、じゃがいもを蒸したり野菜をカットするのが面倒な方は、電子レンジを使った専用の「ポテトサラダメーカー」のご利用をご検討ください。
ポテトサラダがべちゃべちゃになる原因
どうしてポテトサラダはべちゃべちゃになってしまうのしょうか?
じゃがいもの選び方に注目する
一口にじゃがいもと言ってもいろんな品種があります。
煮物に向いていている品種をポテトサラダに使用した時は、べちゃべちゃになりやすかったりします。
ポテトサラダにするなら、ホクホクとした仕上がりの「きたあかり」や「男爵」がおすすめです。
じゃがいもを茹でている
一般的にはポテトサラダをつくるときは、じゃがいもを茹でることが多いかと思いますが、これもポテトサラダが水っぽくなる原因です。
できればポテトサラダを作る時は、じゃがいもを茹でるのではなく蒸してみましょう。
蒸し器はもちろん、電子レンジの加熱でも大丈夫です。
じゃがいもは茹でるより蒸すことによ、じゃがいもの栄養とうま味も閉じ込めることができるそうです。
そんな手間をかけられない!という方は、大きめのサイズにじゃがいもを切って、茹で上がってから粉ふきいもの要領で水分を飛ばしてみましょう。
じゃがいもは3㎝角くらいの大き目サイズに切るのが望ましいです。
あまり小さく切ると水っぽくなってしまいます。
じゃがいもを高温で茹でている
じゃがいもを高温で茹でていると、荷崩れを起こしてしまってそこから水分が入ってしまい、結果としてべちゃべちゃとしたポテトサラダになってしまいます。
じゃがいもは低温でじっくりと茹でましょう。
他の野菜から水分が出ている
ポテトサラダに入っているのは、じゃがいもだけではありません。
きゅうりや玉ねぎなど水分を多く含む野菜も入っていますよね。
これらの野菜から水分が出てしまい、ポテトサラダがべちゃべちゃになってしまうこともあります。
しっかり水気を切ってポテトサラダに入れるようにしましょう。
これらの野菜は塩をかけて10分置き、水分が出てきたらしっかり絞ってポテトサラダに入れるのがおすすめです。
ポテトサラダが水っぽくなったときの対処法
水っぽいポテトサラダになってしまっときの対処法として、少々強引ではありますが、キッチンペーパーをそっとポテトサラダにあてて水分を取っていくという方法があります。
一通り水分を取り終わったら、混ぜて、キッチンペーパーの新しい面で違う箇所の水分も取りましょう。
地道な方法ではありますが、水っぽさが少しはマシになります。
水っぽいポテトサラダのリメイクレシピ
水っぽいポテトサラダは、いっそ別の料理にリメイクして復活させるという方法もあります。
ポテサラオムレツ
【材料】
- 卵 2個
- オリーブオイル 適量
- ポテトサラダ 150g
- 塩コショウ 少々
【作り方】
- ボウルに卵を割り入れ、ポテトサラダを入れる
- 塩コショウで味を整える
- フライパンにオリーブオイルを入れ、フライパンが温まったら卵+ポテトサラダを入れる
- 弱火にしてフタをして焼く
- 裏返して反対面も焼く
- 火が通ったら完成
ポテサラコロッケ
【材料】
- ベーコン 8枚
- 小麦粉 適量
- 卵 1個
- パン粉 適量
- ポテトサラダ 適量
【作り方】
- ポテトサラダにベーコンを十字になるように巻く
- コロッケの形を作り、小麦粉→卵→パン粉の順番で衣をつける
- 油(分量外)で揚げて、きつね色になったらできあがり
まとめ
今日は水っぽいポテトサラダについてお伝えしました。
- ポテトサラダがべちゃべちゃになる原因は、じゃがいもの茹で方、じゃがいもを茹でている、じゃがいもを高温で茹でている、他の野菜から水分が出ているということが考えられる
- 水っぽいポテトサラダはキッチンペーパーで水分を取り除く
- 他の料理にリメイクしても美味しく食べることができる
今回ご紹介した方法で、皆さんが美味しいポテトサラダを作れますように。
コメント