ポンカンとデコポンの違いは何?どちらが甘い?味の違いや名前の由来を調べてみた! | 横浜独女のつれづれブログ

ポンカンとデコポンの違いは何?どちらが甘い?味の違いや名前の由来も調べてみた!

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オレンジ色で丸くて、甘みと酸味が特徴の柑橘類が多く出回っています。

最近では様々なみかんの仲間がスーパーなどに並び、1年中楽しむことができます。

しかし、ポンカンとデコポンの違いは何だろうと思うこともあります。

  • ポンカンとデコポンの見た目の違いは、デコポンの方が一回り大きく、ヘタの部分が出べそのように出っ張っています。
  • ポンカンはみかんより果汁は少ないですが、味はまろやかで甘みが強いです。
  • デコポンの酸味はポンカンよりやや強く、味はオレンジに似ていて濃いです。
  • ポンカンもデコポンもどちらも甘いです。
  • ポンカンの「ポン」はインドの西部の地名に由来していて、「カン」は柑橘類の柑です。
  • デコポンは、ポンカンと清美を交配してできたもので、デコ(ヘタの周りの出っ張り部分)があるポンカンということで、「デコポン」と言われています。

それでは、ポンカンとデコポンの違いは何か、どちらが甘いか、味の違いや名前の由来などについて、もう少し詳しくご紹介していきます。

柑橘類が好きな人、また買うことが多い人、この記事をチェックしてもらえれば、買う時や食べる時の参考になるだけでなく、ポンカンとデコポンの違いが分かり、美味しさもアップすること間違いなしですよ。

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ポンカンとデコポンの違い

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ポンカンとデコポンは、見た目の違いはもちろんですが、それ以外にも

  • 値段

などに違いがあるので、それぞれに違いについて見ていきます。

ポンカンとデコポンの見た目や値段の違いは?

デコポンの方がポンカンより一回り大きく、ヘタの部分が出べそのように出っ張っています。

デコポンの頭頂部の出っ張りは、大きい物も小さい物もありますが、気温に関係しているので味には影響ないようです。

ちなみにポンカンは、温州みかんより少し大きく、全体的に丸っこいです。

ポンカンとデコポンの値段の違いは?

ポンカンとデコポンの値段は、デコポンの方が高いですが、値段が高くても人気があり、国内の収穫量もデコポンの方が多いそうです。

ポンカンは台湾からの輸入もあるということです。

ポンカンとデコポンの皮や種の違いは?

デコポンの外側の皮はやや厚いですが柔らかく、ポンカンの外側の皮は、デコポンより薄くて柔らかいです。

どちらも外の皮は素手でも剥きやすく、果肉を包む内側の皮は薄くて皮ごと食べられます。

デコポンは種がないので、食べやすいですが、ポンカンには種があるので、小さいお子さんや歯の弱い方、お年寄りの方は、食べる時注意が必要です。

ポンカンとデコポンどちらが甘い?

ポンカンもデコポンもどちらも甘くて、酸味は少ないです。

ポンカンは他の柑橘類より香りが強く、その香り通りに甘みも強いです。

糖度の規定はありませんが、温州みかんより甘いです。

デコポンには、不知火(しらぬい)という別の呼び名があり、不知火の中でも糖度13度以上、酸度1度以下という基準を満たしたものにデコポンという名前が与えられ、出荷できるそうです。

ですからデコポンはしっかりとした甘みがあり、香りも強いです。

デコポンという名前は、熊本県果実農業協同組合連合会所有の登録商標です。

デコポンは、不知火の中で選び抜かれたエリートの称号のようなものです。

しかし、デコポンも不知火も同じ木からとれるみかんですので、家庭で食べるならば不知火を買うのもおすすめです。

ポンカンとデコポンに味の違いはある?

ポンカンはみかんより果汁は少ないですいが、味はまろやかで酸味がほとんどなく甘みが強いです。

デコポンの酸味は少ないですが、ポンカンよりやや強く、味はオレンジに似ていて濃いです。

ポンカンは、ポンカン独特の濃厚な香りがします。

デコポンは、糖度13度以上、酸度1度以下という基準があるので、温州みかん(糖度11度位)より糖度が高く甘いです。

香りも豊かで、果汁が多いのでジューシーです。

デコポンは、果肉がプリッとしていて口の中で実がほどける感じがして高級感があり、味が上品だとも言われています。

ポンカンとデコポンとみかんの違い

ポンカンとデコポン、みかんの違いは、

  • 出回る時期
  • 形や大きさ

などに違いがあります。

出回る時期の違い

市場に出回る時期は、ポンカンが1~3月、デコポンが2~4月、みかんが10~1月です。

形や大きさの違い

見た目の違いは、みかんの大きさは、ポンカンと大体同じですが、ポンカンより平べったい楕円形をしています。

デコポンはポンカンより一回り大きく、ヘタの部分が出べそのように出っ張っています。

日本でみかんというと「温州みかん」を指すのが一般的だそうです。

店頭で「有田みかん」や「愛媛みかん」の文字を見かけますが、すべて温州みかんです。

みかんは、手で持つと小さくて手に収まる感じがして、皮と実が少し離れているのが分かります。

ポンカンはみかんより、ぷっくりとした形をしていて、表面に少しだけ凹凸があります。

味の違い

ポンカンとデコポンの味の違いについては、すでに述べましたので、ここでは、見分けがつきにくいポンカンとみかんの味の違いについて、お伝えします。

みかんは、甘みも果汁も酸味もバランスが良くて食べやすいです。

ポンカンはみかんより酸味が少なくて甘みがあり、やや硬めで果汁は少ないですが、味が凝縮されていて食べやすく感じます。

見た目が同じように見えるので、みかんだと思ってポンカンを食べると、酸味がほとんどなく甘みが多いので、「あれっ、なんか違う?」と思ってしまうでしょう。

温州みかんとポンカンでは、酸味が好きな人は温州みかん、酸味が苦手な人はポンカンが好きだという傾向があるようです。

私は柑橘類が大好きなので、ポンカンやデコポン、みかんはもちろんですが、甘夏や夏みかんのように酸味の強い物も好きです。

甘み、酸味、香り、ジューシーさなどそれぞれの違いや良さがあり、どれも固有な美味しさがあると思います。

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ポンカンとデコポンの名前の由来

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ポンカンの「ポン」はインドの西部の地名poona(プーナ)に由来すると言われ、「カン」は柑橘類の柑です。

ポンカンは漢字にすると「椪柑」となるので、「椪」が日本ではポンと発音されたので、ポンカンと呼ばれるようになったということです。

デコポンは、ポンカンと清美(みかんの品種)を交配してできたもので、デコ(ヘタの周りの出っ張り部分)があるポンカンということで、「デコポン」と言われています。

ポンカンの原産地もインドで、日本には明治時代に伝わったと言われています。

ポンカンとデコポンは親子ということになります。

デコポンの親は、ポンカンと清美ですが、清美はオレンジと温州みかんを交配させてできたものだそうです。

そのため、デコポンはポンカンとオレンジと温州みかんの良い所を、合わせ持っていると言えます。

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まとめ

ポンカンとデコポンの違いは何か、どちらが甘いか、味の違いや名前の由来について、お伝えしました。

  • ポンカンとデコポンの見た目の違いは、デコポンの方が一回り大きく、ヘタの部分が出べそのように出っ張っている
  • ポンカンはみかんより果汁は少ないが、味はまろやかで甘みが強い
  • デコポンの酸味はポンカンよりやや強く、味はオレンジに似ていて濃い
  • ポンカンもデコポンもどちらも甘い
  • ポンカンの「ポン」はインドの西部の地名に由来していて、「カン」は柑橘類の柑
  • デコポンは、ポンカンと清美を交配してできたもので、デコがあるポンカンということで、「デコポン」と言われている

ポンカンもデコポンも、それぞれに異なる美味しさがあり楽しめます。

見た目では見分けにくい柑橘類でも、皮を剥いた時の香りや、食べた時の味で判断できるのもこれら柑橘類の魅力とも言えるでしょう。

その柑橘類の魅力を十分に味わえるように、この記事が参考になればうれしいです。

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