米粉の作り方は?ミキサーなしでもできる?無洗米での作り方や時短方法が知りたい!

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日本の主食として食べられているお米を粉末状にしたものが米粉ですが、米粉はグルテンフリーであることから、近年注目を集めている食材です。

米粉は小麦粉に代わって、パンやお菓子、麺類などに使われていますが、小麦粉に比べてやや高価なので、家庭で手作りできたらと思う方もいらっしゃると思います。

  • 米粉を作る大まかな手順は、お米を研いで水に浸す、乾かす、ミキサーで撹拌する、ふるいにかけるです
  • ミキサーがなくても米粉は作れます
  • ミキサーの代用品として、フードプロセッサー、すり鉢とすりこぎがあります
  • 無洗米を使うと、お米を研いで水に浸したり、乾燥させたりする工程を省くことができるので、時短になります
  • その他に米粉の時短での作り方として、水に浸けない方法とオーブンで乾燥させる方法があります

それでは、米粉の作り方はどのようにしたらよいか、ミキサーなしでもできるか、無洗米での作り方や時短の方法について、もう少し詳しくご紹介していきます。

グルテンフリーの食材に興味のある方、米粉を手作りしてみたい方、この記事を参考にしていただければ、手作りの米粉を使った様々な料理が楽しめます。


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米粉の作り方

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米粉を作る大まかな手順は、

  1. お米を研いで水に浸す
  2. 乾かす
  3. ミキサーで撹拌する
  4. ふるいにかける

です。

手作り米粉の作り方

お米から、自家製の米粉を作る方法をお伝えします。

  1. お米を研いで、3~4時間ほど水に浸しておく
  2. 水を切り、平ザルまたはキッチンペーパーを広げたトレイの上にお米をあけ、平らにならす
  3. 風通しの良い場所で、半日~1日ほど乾かす
  4. お米が十分に乾いたら、ミキサーやミルサーにかけて撹拌する
  5. 撹拌したお米をふるいにかける

お米を浸水させる時、お米が水分を吸収して白くなれば大丈夫です。

平ザルやキッチンペーパーの下には、水分を吸収するためのタオルを置き、お米が乾くまで時々かき混ぜるとよいでしょう。

ミキサー後の米粉はふるいにかけて、ふるいに残ったお米は、もう一度ミキサーにかけると粒の大きさが揃います。

ミキサーなしでの米粉の作り方

ミキサーやミルサーがない場合の代用品として、

  • フードプロセッサー
  • すり鉢とすりこぎ

があります。

ただ、すり鉢とすりこぎの場合は、時間がかかり粒が粗くなることが多いです。

ふるいにかけて残ったものを、再度すりつぶすということを繰り返して細かくするとよいでしょう。

また、フードプロセッサーを使った場合でも、粒が残りますので、残った粒は再度粉砕してください。

きれいな米粉を作るポイント

米粉がベチャベチャしたり粉が粗いなど、失敗しないようにするためのポイントは、

  • お米を丁寧に洗い、十分水に浸す
  • お米を十分に乾燥させる
  • 数回に分けて撹拌する
  • ふるいにかけて粒を均一にする

です。

それぞれについてお伝えします。

お米を丁寧に洗い、十分水に浸す

お米を丁寧に洗ってから十分に水に浸しておくことで、米が水分を含んで色味が白色へと変化するので、きれいな米粉になります。

お米を十分に乾燥させる

お米が乾燥不足の場合は、米粉がベチャベチャしてしまいます。

洗ったお米はキッチンペーパーの上に広げて、しっかりと乾かすことが大切です。

更に完全に乾かしたい場合は、自然乾燥した後、電子レンジ500Wで1~2分ほど、オーブンでは、200℃で10~15分ほど加熱するとよいでしょう。

数回に分けて撹拌する

乾かしたお米をミキサーで砕く時には、一度にたくさんのお米を入れるとミキサーの刃が回りにくくなるので、米粉の粒が粗くなってしまうことが多いです。

また、すり鉢とすりこぎを使う時も少量のお米をするようにし、できるだけきめの細かい米粉を作りましょう。

ふるいにかけて粒を均一にする

お米をミキサーで砕いても、粒が均一にならない場合が多いです。

一度すったらふるいにかけて、粒の大きいものはもう一度すり直しましょう。

ミキサーでの攪拌する作業とふるいにかける作業を繰り返し行うことで、粒が揃ったきれいな米粉になります。

私も、上記の要領でお米を乾燥させてから、フードプロセッサーで粉砕し、ふるいにかけて粒を均一にしてみました。

しかし、フードプロセッサーで攪拌する作業とふるいにかける作業を、繰り返し1時間ほど行いましたが、1合のお米の4分の1ほどはふるいに残ってしまいました。

ふるいを通った米粉は、白くてきれいなサラサラのパウダー状の米粉になりました。

たまたま買い置きしてあった米粉と比べてみても、見分けがつかないほどです。

ふるいに残った米粉もそれよりは粒感はありますが、1mm以下の均一な粒になりました。

パウダー状の米粉は、米粉パンにして食べてみると、もっちりしていてつい手が止まらなくなる美味しさです。

また、1mm以下の米粉で、かぼちゃ、米粉、砂糖を混ぜて蒸した「かぼちゃの鬼まんじゅう」というのを作ってみました。

粒感は気にならずに、美味しくいただくことができました。

以上のことから、用途に合わせて米粉の粒の大きさを変えてもよいのではないかと思います。

用途別の米粉の粒の粗さ

パンやケーキなどの生地の場合

柔らかい食感が大切になるパンやケーキなどを作る時には、ミキサーやミルサーを使ってとても細かい米粉を作るとよいでしょう。

一度でうまくいかない場合は、ふるいに残った粒を再度粉砕するという作業を繰り返します。

粒子が大きすぎる米粉はうまく膨らまないため、パン作りには向かないそうです。

餅や団子などの場合

餅や団子などを作るには、ほどほどに細かな粒でも大丈夫です。

ミキサーやミルサーの他に、フードプロセッサーでもザラっとした程度に細かく挽けるでしょう。

クッキーや煎餅、揚げ物の衣などの場合

クッキーや煎餅、揚げ物の衣などに使う場合は、粒の大きさが多少粗くても大丈夫です。

この場合は、ほどほどの量ならば、上記の粉砕機の他に、すり鉢とすりこぎを使ってもできます。

揚げ物は、ヘルシーな上に時間が経ってもサクサク感が残ります。

また、クッキーや煎餅などは、ザクッとした食感を残したい時には、粗めの粒子にするのも一つの方法でしょう。

米粉を手作りする時の注意点

早めに消費する

手作りの米粉は、市販の米粉のように完全にお米の水分を飛ばすことはできないので、あまり日持ちがしません。

米粉は小麦粉と同様に、カビやダニが生えやすいので、使用する分だけ作るようにしましょう。

残った場合は、冷蔵庫内の臭い移りを防ぐために、密閉できる保存容器に入れて、冷蔵庫保存で2~3日以内に使い切るようにするとよいです。

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無洗米での米粉の作り方

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無洗米を使うと、前述の「手作り米粉の作り方」の過程で、お米を研いで水に浸したり、乾燥させたりする工程を省くことができるので時短になり、通常の精米よりも簡単に米粉を作ることができます。

無洗米で米粉を作る手順をお伝えします。

  1. 無洗米を軽く水ですすいで、無洗米の表面に付いている汚れやごみを落とす
  2. ザルにあげ、水気をキッチンペーパーで拭き取る
  3. ミキサーやミルサーにかけて撹拌する

時間をかけて乾燥させた場合に比べ、水分が残ってしまいます。

その日のうちに使い切るか、冷蔵庫保存で1~2日以内に使い切るようにしましょう。

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米粉の時短での作り方

米粉 作り方 ミキサーなし

ここでは、「無洗米での米粉の作り方」以外に、米粉の時短での作り方として、水に浸けない方法とオーブンで乾燥させる方法をお伝えします。

水に浸けない方法

水に浸けない方法を、お伝えします。

  1. お米を洗う
  2. 洗ったお米をフライパンに入れて、油を敷かずに中火で炒って乾燥させる
  3. 乾燥して粗熱を取ったお米を、ミキサーまたはミルサーに入れて撹拌する
  4. ふるいで、粒が細かいものと粗い物に分ける
  5. 粒が粗い物は、もう一度ミキサーやミルサーに入れて粉砕する
  6. これを繰り返す

ご飯を炊くためならばお米を水に浸けることが必要ですが、米粉にするだけならば、洗ったお米をすぐに乾燥させて粉末にすることで米粉になります。

初めは加熱によりお米がべたつきますが、気にせずに炒め続けると、水分が蒸発してお米が分離して乾燥していきます。

お米が白っぽくなれば大丈夫です。

サラサラになるまで乾燥させないと、カビが生えやすいです。

出来上がった米粉をすぐに使わない分は、密閉容器などに入れて冷蔵庫で保管しましょう。

オーブンで乾燥させる方法

オーブンで乾燥させる方法をお伝えします。

  1. お米をよく洗い、水がある程度澄んでくるまですすいだら、たっぷりの水に浸して3~4時間つけて置く
  2. 水気を切ったお米をザルやキッチンペーパーの上に広げ、1時間ほど乾燥させる
  3. オーブンシートに乾燥したお米を広げ、200Wに熱したオーブンで10~15分焼き、乾燥させる
  4. 米粒がパリパリになったら、天板の上で冷まし、指で潰して崩れるくらいになればよい
  5. ミキサーやミルサーなどで、パウダー状になるまでする
  6. 一度ふるいにかけ、粗い粒はもう一度ミキサーなどにかける

米粉を作る場合、お米を水に浸したり乾燥させたりするのに時間がかかりますが、この時間を省くと、かなりの時短で米粉ができます。

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まとめ

米粉の作り方はどのようにするか、ミキサーなしでもできるか、無洗米での作り方や時短の方法などについてお伝えしました。

  • 米粉を作る大まかな手順は、お米を研いで水に浸す、乾かす、ミキサーで撹拌する、ふるいにかける
  • ミキサーがなくても米粉は作れる
  • ミキサーの代用品として、フードプロセッサー、すり鉢とすりこぎがある
  • 無洗米を使うと、お米を研いで水に浸したり、乾燥させたりする工程を省くことができる
  • 米粉の時短での作り方として、無洗米を使う方法以外に、水に浸けない方法とオーブンで乾燥させる方法がある

米粉は小麦粉の代用品として、パンやケーキ、お団子やお菓子、お好み焼き、麺、揚げ物の衣など様々な料理に使うことが可能です。

グルテンが入っていないため、小麦粉アレルギーがある人でも食べられます。

グルテンフリーのメリットとして、体質や肌質の改善が期待できるそうです。

どこの家庭にもあるお米を活用して、本記事を参考に米粉を作り、極力小麦粉を使わないややゆるいグルテンフリーを実践することに、役立ててもらえたらうれしいです。

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