手作りアップルパイの冷凍、冷蔵、常温での日持ちや保存方法は? | 横浜独女のつれづれブログ

手作りアップルパイの冷凍、冷蔵、常温での日持ちや保存方法は?

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手作りアップルパイを作った時に、思った以上に多くなり食べ切れない時があります。

せっかく手作りしたアップルパイなのですから、最後まで美味しく食べたいですよね。

そんな時に心配になるのが、日持ちや保存方法です。

  • 手作りアップルパイの日持ちは、冷凍で1か月ほど、冷蔵で2~3日ほど、常温(10℃以下)で1~2日ほどです。
  • 手作りアップルパイの焼いた後の保存方法として、冷凍保存と冷蔵保存がありますが、どちらも粗熱を取ってから保存することが大事です。
  • 手作りアップルパイの常温での保存は、おすすめできません。

それでは、手作りアップルパイの冷凍、冷蔵、常温での日持ちや保存方法について、もう少し詳しくご紹介していきます。

この記事を参考にしてもらえれば、手作りしたアップルパイが傷んで食べられずに処分するという残念な思いをせずに、美味しく食べることができますよ。

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手作りアップルパイの日持ち

アップルパイ 日持ち

手作りアップルパイの日持ちは、

  • 冷凍で1か月ほど
  • 冷蔵で2~3日ほど
  • 常温(10℃以下)で1~2日ほど

です。

冷凍保存の日持ち

カスタードを入れていない手作りのアップルパイを冷凍保存した時の日持ちは、1か月ほどです。

カスタード入りの場合は傷みやすいので、1~2週間のうちに食べ切った方がよいでしょう。

冷凍庫に保存して置いても少しずつ劣化は進みますので、手作りアップルパイはできる限り早めに食べ切ることをおすすめします。

冷蔵保存の日持ち

カスタードを入れていない手づくりのアップルパイを冷蔵保存した時の日持ちは、3日ほどです。

カスタード入りの場合は2日ほど、生クリームやフルーツなどのトッピングがある場合は、1日ほどの日持ちになります。

常温保存での日持ち

アップルパイの常温での日持ちは、冬場の暖房を付けていない部屋などで室温が10℃以下の場合であれば、1~2日ほどです。

冬以外やカスタード入りの場合の常温での保存は、焼いた後粗熱が取れるまでの短時間です。

焼き立てのアップルパイは冷蔵庫に入れられないので、冷めるまでに時間を要します。

その間は常温保存になりますが、冷めた後もそのまま常温で置いておくと、食中毒を起こすリスクが高まります。

アップルパイの材料であるりんごは、多くの水分を含んでいるので傷みやすいです。

また、手作りの場合は、保存料を使用していないこともその理由になります。

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手作りアップルパイの保存方法

アップルパイ 日持ち

手作りアップルパイを焼いた後の保存方法として、冷凍保存と冷蔵保存がありますが、どちらも粗熱を取ってから保存することが大事です。

常温保存は、おすすめできません。

冷凍保存

手作りアップルパイの冷凍保存の方法は、下記のようになります。

  1. 手作りアップルパイの粗熱を取ったら、切り分ける。
  2. 切り分けて小分けにしたアップルパイを、1つずつラップで包む。
  3. ジッパー付きの冷凍用保存袋に入れて、空気を抜く。
  4. 金属トレイに乗せて冷凍庫に入れる。

金属トレイに乗せて冷凍庫に入れることで、急速冷凍できます。

アップルパイのりんごの水分は冷凍すると氷になりますが、急速冷凍することで氷の粒が小さくなるので、組織が壊れにくくなり、解凍した時に美味しく食べられます。

冷蔵保存

手作りアップルパイの冷蔵保存の方法は、下記のようになります。

  1. 手作りアップルパイの粗熱を取ったら、ラップで軽く包む。
  2. 冷蔵庫に入れて保存する。

手作りアップルパイを冷蔵庫で保存する際は、切り分けないで保存します。

切り分けると、アップルパイから水分が抜けやすくなってしまうからです。

また、ラップをかける時にはアップルパイが十分冷めてから、密着させるようにかけないで、空気に触れるのを防ぐように軽く覆う程度にかければ大丈夫です。

冷めないうちにラップをかけると、アップルパイが湿気を帯びてべちゃっとしてしまうので注意が必要です。

常温保存

手作りアップルパイの常温での保存は、おすすめできません。

上記で述べましたが、アップルパイの常温での日持ちは、冬場の暖房を付けていない部屋などで室温が10℃以下の場合であれば、1~2日ほどですが、それ以外の場合は、粗熱が取れるまでの短時間です。

手作りアップルパイを常温で保存する場面は限られていると思いますが、常温で保存する場合の保存方法は、下記のようになります。

  1. ラップまたはアルミ箔を軽く被せる。
  2. 室温が1日中安定して10℃以下の冷暗所に置く。

手作りのアップルパイには、品質保持のための保存料が使われていない上に、材料となるりんごには多くの水分があり、食中毒菌が増殖しやすいです。

手作りアップルパイを温め直す方法

冷凍した手作りアップルパイを解凍する方法

手作りアップルパイを解凍する方法は、下記のようになります。

  • 手作りアップルパイを、温め直す2~3時間前に冷凍庫から冷蔵庫に移す。
  • 電子レンジの解凍機能を使ってラップをかけずに、1~2分温める。様子を見て足りない時には、10秒ほど追加する。

手作りアップルパイを美味しく温め直す方法

  1. アップルパイにラップをかけないで、電子レンジで1~2分温める。
  2. 温めたアップルパイの上にアルミホイルを乗せる。
  3. 予め温めておいたオーブントースターに入れて、180℃で4~5分温める。

電子レンジでアップルパイの中身を温めて、オーブントースターでパイ生地の湿気を抜きます。

2段階で加熱することで、美味しく食べることができます。

実際に私も手作りのアップルパイを上記の方法で温めたところ、外はサクサク、中は熱々でしっとりとしていて、できたてと同じような美味しさを味わえました。

手作りアップルパイのプレゼント用の保存

手作りアップルパイをプレゼントしたい時の保存についてお伝えします。

アップルパイのフィリング(りんごをバターや砂糖で煮込んだ詰め物)は、糖分は少なく水分が多いので、傷みやすく、時間の経過とともに湿気って美味しくなくなります。

友だちにできるだけ美味しく食べてもらえるように、下記のような方法をおすすめします。

  1. 渡す前日の夜にアップルパイを作り、冷めたら冷蔵庫で保存する。
  2. 当日、保冷剤を付けて友だちに渡す。
  3. 友だちにはすぐに冷蔵庫に入れてもらって、早めに食べてもらうように話す。
  4. 焼いてから時間が経っているので、ホールの場合は、1切れずつに切ってからアルミホイルに乗せることと、電子レンジとオーブントースターを併用して温める方法を伝える。
  5. できるだけその日のうちに食べ切ってほしいことと、食べ切れない場合は冷蔵保存か冷凍保存をすることをしっかり伝える。

焼く前のアップルパイの保存方法

今まで手作りのアップルパイを焼いた後の保存についてお伝えしましたが、焼く前に保存することもできます。

焼き上げる前のパイ生地に、アップルフィリング(りんごをバターや砂糖で煮込んだ詰め物)を入れた状態で保存する時には、フィリングの水分が生地に染みていくので、冷蔵保存でなく冷凍保存をします。

冷凍保存する前のパイ生地は、大きなサイズは不向きです。

冷凍したままの状態でオーブンに入れられるように、冷凍庫で保存しやすい大きさに成形し、ラップに包んでから冷凍用保存袋に入れて密封してから保存します。

市販のアップルパイの保存

市販のアップルパイは、紙箱に入れて持ち帰ることが多いのではないかと思いますが、帰宅後は必ず紙箱から出して冷蔵庫に保存しましょう。

アップルパイが入っている紙箱は、アップルパイの水分を吸収してしまうので、アップルパイを乾燥させてしまいます。

その上、紙はニオイを吸収しやすいので、冷蔵庫の中の他の食品のニオイをアップルパイに付けてしまうこともあります。

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傷んだアップルパイの特徴

アップルパイ 日持ち

手作りでも市販品でも傷んだアップルパイは、見た目、臭い、味に変化が表れます

見た目

  • パイ生地の色が変化している
  • カビが生えている
  • 糸を引いている
  • 解凍しても固い

臭い

  • 異臭がする
  • 酸っぱい臭いがする
  • アルコール臭がする
  • いつもと違う臭いがする

  • 違和感のある味がする
  • 酸味の強い味がする
  • いつもと違う味がする

このように、見た目や臭い、味などが明らかにおかしい場合は、腐ってしまっている可能性が高いので、食べるのを止めて破棄してください。

アップルパイに使うりんごのほとんどは水分なので、傷みやすい果物です。

その上、手作りの場合は保存料が加えられていないので、より傷みやすくなります。

手作りのアップルパイの場合、冷めたらできるだけ早く、市販のアップルパイは帰宅後速やかに、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。

しかし、冷蔵庫や冷凍庫に入れたから安心というわけではなく、雑菌は死滅せずに、増殖がゆっくりになるだけですので、過信せずに早めに食べ切りましょう。

アップルパイには、黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などの食中毒菌が増殖しやすく、嘔吐や腹痛・下痢などの症状を引き起こすこともあります。

さらに、意識がもうろうとする、血便などの重い症状が現れる場合があるので、そのような時には、迷わずに医療機関を受診しましょう。

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まとめ

手作りのアップルパイの冷凍、冷蔵、常温での日持ちや保存方法についてお伝えしました。

  • 手作りアップルパイの日持ちは、冷凍で1か月ほど、冷蔵で2~3日ほど、常温(10℃以下)で1~2日ほど。
  • 手作りアップルパイの保存方法として、冷凍保存と冷蔵保存があるが、どちらも粗熱を取ってから保存することが大事。
  • 手作りアップルパイの常温での保存は、おすすめできない。

アップルパイはりんごを加熱して作るので、ペクチンという水溶性の食物繊維が豊富になります。

このペクチンは、腸内に入ると善玉菌や乳酸菌を増やして腸内環境を整えてくれます。

また、コレステロールを減らす、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞などの予防、美容効果など多くの効果が期待できます。

手作りしたアップルパイを賢く保存し、アップルパイを食後のデザートやおやつなどに美味しく食べて、健康効果や美容効果を得られるように、この記事が参考になればうれしいです。

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