ケーキなどを買うときにつけてもらう保冷剤。
いつの間にか冷凍庫に貯まっていた、なんてことも多いのではないでしょうか?
保冷剤を再活用して、お弁当やケーキを持ち運ぶ際に使うことも多いかと思います。
保冷材の持ち時間の目安は、30分~1時間です。
お弁当に入れる場合は、1~3個を弁当箱の上に置くことがポイントです。
ケーキへ入れる場合は、箱の上と横にテープでしっかり固定して入れましょう。
その他、保冷材を長持ちさせる方法などについても解説していきますので、これを読めばもう保冷材の取扱い方法に迷うことはなくなるかと思います。
保冷剤の持ち時間の目安は何時間?
保冷材の持ち時間の目安は30分から1時間程度です。
この時間はあくまで目安であり、温度などの条件によっても変わります。
入れる数を増やしたとしても、最大2時間くらいです。
たくさん保冷剤をいれたとしても、大幅に保冷されている時間が伸びるというものではありません。
それ以上の長時間、冷やし続けたい場合には
- 保冷バック、発泡スチロールの箱を併用する(底に保冷剤を敷き詰める)
- 保冷剤をタオルで包む(水滴はまわりにつかないのでおすすめです)
などの方法もあります。
このような方法を併用すれば、少しは保冷時間を伸ばすことができます。
弁当箱への保冷剤の入れ方
弁当箱への保冷材の入れ方は、1~3個お弁当箱の上に置くことです。
冷たい空気は下へと流れる性質があるので、それを利用して必ず弁当箱の上に保冷剤を置きましょう。
保冷剤だけでは心配、長時間持ち歩く可能性があるという場合には
- 凍らせたおかずをお弁当に入れる
- 3/4程度に中身を減らしたペットボトルを凍らせて一緒に入れる(昼食時の飲み物にもなるのでおすすめです)
- 弁当箱を弁当袋の代わりに保冷バックに入れる
という方法を併用すると良いですよ。
もちろんしっかり凍らせた保冷剤を使うことも大切です。
保冷剤が凍るまでに時間もかかるので、前の日の夜のうちから用意しておきましょう。
特に夏場など毎日保冷剤を使って弁当を持って行きたいという場合は、帰ったらすぐに保冷剤を冷凍庫にいれる習慣をつけましょう。
ケーキの保冷剤の入れ方
ケーキの保冷材の入れ方は、弁当箱と同じく上のフタの上に置きましょう。
上におく理由は弁当の場合と同じく、冷たい空気は下に流れるからです。
置いた状態そのままだとずれてしまうので、テープでしっかりと止めておくと良いです。
長い時間持ち歩く場合には、ケーキの箱の横にも保冷剤を貼っておけば、保冷効果がアップします。
更にケーキの入った箱を保冷バックや発泡スチロールの箱に入れれば完璧です。
特に生クリームをつかったケーキなどを持ち運ぶ際は季節に関係なく、横にも保冷剤を貼っておくことをおすすめします。
寒い冬場でも、外は凍えるほどに寒いのに電車の中や室内はコートを脱ぎたくなるほど暑い……なんてこともあります。
暑い夏場はもちろんのこと、冬でもケーキを持ち運ぶ際はしっかりと保冷しましょう。
そうしないと、いざ開けてみたら生クリームが溶けてしまった……なんていう悲しい事態を引き起こしかねません。
まとめ
今回は保冷材の持ち時間や使い方について、ご説明しました。
簡単にポイントをおさらいしましょう。
- 保冷材の持ち時間は30分~1時間程度(温度など状況によって変わります)
- 冷たい状態を長持ちさせたい場合は、保冷剤をタオルで包んだり、保冷バックや発泡スチロールの箱を併用する
- お弁当に保冷剤を入れる場合は、上に1~3個乗せる
- ケーキに保冷剤を入れる場合は、フタの上と横に保冷剤を置き、テープで止める
夏場のお弁当やケーキの持ち運びに大活躍してくれる、保冷剤。
うまく活用して、安全に食べ物を運んでくださいね。
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