茹でた蕎麦は、冷凍や冷蔵で保存できます。
賞味期限の目安は
- 冷凍の場合は約1ヶ月
- 冷蔵の場合は約3日
です。
それでは、茹でたそばの冷凍、冷蔵での保存方法や賞味期限などについて、もう少し詳しくご紹介していきます。
茹でたそばの冷凍保存
茹でたそばを冷凍する場合、乾燥を防ぐために空気に触れないように密閉することが大切です。
茹でたそばの冷凍保存方法
茹でたそばの美味しさをキープできる冷凍保存方法は、下記のようになります。
- 茹でたそばを氷水でしめて、水気を切る。
- 1食分ずつ小分けにして、ラップで包む。
- 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて密閉する。
- 金属トレイに乗せて、冷凍庫に入れる。
小分けにすることで、食べる時に食べたい分だけ取り出せるので便利です。
冷凍用保存袋に入れる時、できるだけ空気を抜いて密閉させることが長持ちさせる秘訣です。
茹でたそばの冷凍保存での注意点
- そばを低温で冷やす。そばを茹でる時に、冷水でしめて水気をよく切ったり、急速冷凍したりして、低温で冷やすことで時間が経ってもそばが伸びにくくなります。
- 長期にわたる冷凍保存は避ける。冷凍保存していても劣化を止めることはできないので、長期保存は避け、長くても冷凍後1ヶ月ほどで食べ切るようにしましょう。
- 再冷凍はしない。一度解凍したそばを再び冷凍することで、味や食感が落ち美味しく食べられないので、冷凍する時に小分けにして、食べ切れる分量を解凍するようにすると再冷凍しなくて済みます。
冷凍したそばの解凍方法
茹でたそばを冷凍した時の解凍方法として
- 電子レンジで解凍する
- 湯通しして解凍する
- 自然解凍する
について伝えします。
電子レンジで解凍する
- 冷凍した茹でそばを、ラップを付けたまま耐熱容器に入れる。
- 電子レンジで、1人前あたり500Wで2分ほど加熱する。
- 氷水でしめてから、水気をよく切る。
暑くて、できれば火を使いたくないという時には、おすすめです。
湯通しして解凍する
- 大きめの鍋に、たっぷりのお湯を沸かす。
- 冷凍したそばを冷凍庫から出して、お湯の中に入れる。
- 鍋を少し揺らして、鍋のお湯の温度を一定にする。
- そばが完全にほぐれたら、箸で軽く混ぜる。
- 氷水でしめてから、水気をよく切る。
上記の工程を、できるだけ素早く行うとよいでしょう。
解凍した後、氷水でしめることで食感がよくなり、一層美味しく食べられます。
自然解凍する
冷凍保存した茹でそばは、前日の夜から冷蔵庫に移しておくと自然解凍できます。
しかし、自然解凍することで、そばが余分な水分を吸ってしまい、コシがなくなり食感が変わってしまうので、そばの美味しさを損なってしまいます。
茹でたそばの冷凍保存での賞味期限
冷凍したそばの賞味期限は約1ヶ月ほどです。
冷凍することで長期保存ができるようになり便利ですが、麺の乾燥や冷凍焼けを防げるわけではありませんので、美味しく食べるためには、できるだけ早めに食べ切ってしまうことをおすすめします。
冷凍する時に保存袋に冷凍した日付けを明記しておくと、食べ切る目安になります。
茹でたそばの冷蔵保存
茹でたそばを冷蔵する場合、麺同士がくっつきやすいので、1食分ずつに分けて保存するとよいでしょう。
茹でたそばの冷蔵保存方法
茹でたそばの美味しさをキープできる冷蔵保存方法は、下記のようになります。
- 茹でたそばは、冷水でしめて水気を切る。
- 1食分ずつラップで包み、密閉容器またはチャック付きの保存袋にまとめて入れる。
- 冷蔵庫に入れて保存する。
茹でたそばの冷蔵保存での注意点
- 氷水でしめて水気を切る。茹でたそばを氷水でしめると麺が伸びにくくなるので、時間が経っても美味しく食べることができます。
- 1食分ずつまとめる。水気を切ったそばは時間が経つとくっついてしまうので、1食分ずつラップで包むとくっつきを防げます。また、くっつきを防ぐ方法として、サラダ油を絡ませてコーチングすることで食べやすくなります。
茹でたそばの冷蔵保存での賞味期限
茹でたそばの冷蔵保存での賞味期限の目安は、3日ほどです。
茹でたそばは、日が経つごとに味が落ちてしまいます。
美味しいうちに、早めに食べ切ることをおすすめします。
茹でたそばの余りの保存
そばは多めに茹でることが多いので、余ってしまうことがありますが、そのような時にも上記の
「茹でたそばの冷凍保存」や「茹でたそばの冷蔵保存」と同様に保存できます。
その際、私が心がけていることは、下記のようなことです。
- 2~3日で食べ切れる分は冷蔵庫で保存する。
- それ以外は冷凍庫で保存する。
- ざるそばなど冷たいそばとしては食べないで、例えば、天ぷらそばや煮込みそば、カレーそばのような温かいそばにして食べる。
茹でたそばののびない方法
茹でて時間の経ったそばはのびやすいので、そのままざるそばで食べるより温かくして食べることをおすすめします。
上記でお伝えしたように軽く温める程度に茹で、のびないうちにいただきましょう。
茹でて時間が経ったそばを、ざるそばなど冷たい状態で食べると味や食感の変化がすぐにわかってしまうので、あまりおすすめできません。
それよりも温かいそばとして、しっかり味付けをして食べた方が美味しくいただけること、間違いなしです。
茹でたそばがくっつかない方法
茹でたそばはくっつかないようにするには、1食分ずつ小分けすることが重要です。
ラップで包み、空気が入らないようにして冷凍・冷蔵しましょう。
ここでのポイントは「空気が入らないようにぴったりと包む」です。
またそのまま食べる時は、一口分ずつ手に取り巻き付けるようにして盛り付けると、見た目もキレイですし、くっつかず食べやすいです。
ちょっと手間はかかりますが、おすすめの方法です。
まとめ
茹でたそばの冷凍、冷蔵での保存方法や賞味期限などについてお伝えしました。
- 茹でた蕎麦は、冷凍や冷蔵で保存できる。
- 賞味期限の目安は、冷凍で約1ヶ月、冷蔵で約3日。
茹でたそばを冷凍や冷蔵でストックしておけば、忙しい時でもさっと湯通しするだけですぐに食べられます。
この記事を参考に、茹でたそばを冷凍や冷蔵で保存して、そばの美味しさを損なわずに美味しく食べてもらえたらうれしいです。
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