チンジャオロースで ピーマン以外なら代わりは何がいい?たけのこの代わりは? | 横浜独女のつれづれブログ

チンジャオロースでピーマン以外の代わりは何がいい?たけのこの代わりは?

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中華料理店や会社の食堂などでは、定番メニューとなっていることが多いチンジャオロースですが、いざ家庭で作ろうと思って、野菜室を見るとピーマンの買い置きがなかったということがあります。

これから買いに行くのは手間がかかるので、何か代わりになるものはないかしらと思うこともありますよね。

チンジャオロースでピーマンの代わりになる野菜として、

  • パプリカ
  • ししとう
  • 小松菜
  • グリーンアスパラガス
  • 茎ブロッコリー

などがあります。

チンジャオロースでたけのこの代わりになるものとして、

  • じゃがいも
  • エリンギ
  • れんこん
  • もやし

などがあります。

それでは、チンジャオロースでピーマン以外なら代わりは何がいいか、たけのこの代わりになるものは何かなどについて、もう少し詳しくご紹介していきます。

チンジャオロースをよく作られる方、これから作ってみたいと思われる方、この記事を参考にしてもらえれば、ピーマンやたけのこがなくても慌てずに買い置きしてあるもので代用できますよ。


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チンジャオロースでピーマンの代わりになる野菜

チンジャオロース ピーマン以外

チンジャオロースでピーマンの代わりになる野菜として、

  • パプリカ
  • ししとう
  • 小松菜
  • グリーンアスパラガス
  • 茎ブロッコリー

についてお伝えします。

ピーマンの栄養素は、食物繊維、カリウム、β―カロテン、ビタミンC・Eが豊富に含まれています。

栄養面でも、ピーマンの代用をする野菜と比較してみたいと思います。

パプリカ

ピーマンの代用品としてまず思い浮かぶのは、形もよく似ているパプリカではないでしょうか。

パプリカの方が肉厚で大きいですが、ピーマンより苦味が少ない上に、甘みもジューシーさもあるので、ピーマンが苦手な子どもには好評と言えるかもしれません。

赤や黄色、オレンジなど色鮮やかな見た目も料理に彩りを添えてくれ、食欲もアップするでしょう。

また、栄養面では、ビタミンC、β―カロテンはピーマンのおよそ2倍含まれているので、代用としての働きをしっかりしてくれます。

参照元:文部科学省 日本食品標準成分表/文部科学省 食品成分データベース

ししとう

辛味の少ないししとうもピーマンの代用として使えるでしょう。

直売所やスーパーの地域野菜を販売しているコーナーでは、「辛くないししとう」という表示があるものもあります。

ピーマンと比べて苦味や青臭さが少なく、β―カロテン、ビタミンC・K・B6、カリウム、食物繊維などを多く含んでいるので、栄養面でも劣らないでしょう。

小松菜

小松菜は緑が鮮やかなので、彩りの面でもピーマンの代わりを果たしてくれます。

かすかな苦味もピーマンと共通していますし、シャキシャキとした歯触りを楽しむこともできます。

栄養面でも、食物繊維、カリウム、カルシウム、ビタミンCなどが豊富で、ピーマンに劣りません。特にカリウムはピーマンの2倍以上、β―カロテンは7倍以上含まれています。

グリーンアスパラガス

鮮やかな緑が食欲をそそるグリーンアスパラガスもピーマンの代用になります。

独特の柔らかさと歯ごたえがあり、甘さとほろ苦さのバランスも良いので、どんな料理にも合います。

栄養面では、アスパラギン酸、ルチン、葉酸などが豊富に含まれています。

ピーマンと共通する栄養素としては、β―カロテンも含まれています。

茎ブロッコリー

茎ブロッコリーは、スティックセニョールとも呼ばれ、花蕾が小さく茎が長いのが特徴です。

クセがなく茹でるときれいな緑色が生えるので、ピーマンの代用にぴったりです。

茎にはほんのりとした甘さがあり、グリーンアスパラガスのような食感があります。

茎ブロッコリーを代用する時には、細切りにして下茹でなしで炒めるとシャキシャキ感が味わえます。

栄養面では、B-カロテン、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維などが豊富に含まれているので、ピーマンの栄養素に劣りません。

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チンジャオロースでたけのこの代わりになるもの

チンジャオロース ピーマン以外

チンジャオロースでたけのこの代わりになるものとして、

  • じゃがいも
  • エリンギ
  • れんこん
  • もやし

についてお伝えします。

たけのこの栄養素は、亜鉛、パントテン酸、食物繊維、チロシン、アスパラギン酸、グルタミン酸が豊富に含まれていて、魅力のある野菜です。

栄養面でも、たけのこの代用をする野菜と比較してみたいと思います。

じゃがいも

多くのジャンルの料理に使えるじゃがいもは、たけのこの代用としてもおすすめです。

じゃがいもを代用する時は、たけのこのように細切りにして、下茹でなしで生のまま炒めて使うことで、たけのこのようなシャキシャキ感を出すことができます。

栄養面では、ビタミンC、カリウム、食物繊維、クロロゲン酸が豊富に含まれています。

共通する食物繊維では、たけのこは不溶性食物繊維が多く、じゃがいもは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれています。

エリンギ

エリンギは、クセがなくサクサクとした食感が特徴で、料理の種類を選ばずに万能に調理できるので、たけのこの代わりにも使うことができます。

エリンギを代用する時は、たけのこのように細切りにして使うことで、見た目だけでなく、味の馴染みや食感もたけのこに近づけるでしょう。

栄養面では、ビタミンB群、ビタミンD、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、カリウム、食物繊維などが多く含まれています。

たけのこと共通する栄養素もあり、栄養的にも代用できそうです。

れんこん

シャキシャキとした食感が楽しめるれんこんは、風味にクセがないので、たけのこの代わりとして使いやすいです。

れんこんを代用する時は、じゃがいも同様に適当なサイズにカットして下茹でなしで生のまま炒めることで、歯ごたえがよく、栄養成分も摂取しやすくなります。

栄養面では、ビタミンC、食物繊維、カリウム、タンニンなどが多く含まれています。

れんこんには水溶性食物繊維も含まれていますが、不溶性食物繊維の方が多いので、この点もたけのこの代用になります。

もやし

年間通して価格が安定しているもやしも、たけのこの代わりに使うことができます。

もやしを代用する時は、炒めすぎるともやしのシャキシャキした食感が損なわれるので、調理の最後に入れて炒めるとよいでしょう。

栄養面では、ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、カルシウム、アスパラギン酸、食物繊維が多く含まれています。

栄養がないと言われがちなもやしですが、たけのこと共通する栄養素もあり、栄養的にも代用できそうです。

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チンジャオロースのピーマンとたけのこの切り方

チンジャオロース ピーマン以外

ピーマンがシャキシャキで、たけのこが歯ごたえの良いチンジャオロースを作るには、繊維に沿って切ることが重要です。

細切りピーマンの切り方

ピーマンを繊維に沿って切ることで、炒めてもシャキシャキ感が残ります。

繊維を断つように切ってしまうと、加熱すたときにピーマンから水分が出やすくなるので、繊維の走る方向を見極めて、繊維に沿うように切るとよいでしょう。

  1. ピーマンを水洗いして、キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります。
  2. ピーマンを縦半分に切り、上から指先でヘタを下に動かして取ります。
  3. ピーマンの内側に残ったワタ、種を指で取り除きます。
  4. ピーマンを縦置きにして、手で押さえて平らにして、端から3~5mmの幅で切ります。

細切りたけのこの切り方

たけのこを繊維に沿って千切りにすると歯ごたえがよく仕上がり、食べやすいです。

  1. たけのこの水煮を横向きに置いて半分に切ります。
  2. 半分に切ったたけのこの切り口を下にして、3~5mm幅に切ります。
  3. 向きを変えて少しずつずらしながら重ね、繊維に沿って3~5mm幅に棒状に切ります。
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チンジャオロースの肉の種類は何がいい?

チンジャオロース ピーマン以外

チンジャオロースに使う肉の種類は、豚肉でも牛肉でもどちらでも美味しく作れます。

豚肉でも牛肉でも好みがあると思いますので、お好きな方の肉を使うとよいでしょう。

どちらの肉にも共通すること

肉の部位と切り方

モモ肉などの脂身の少ない赤身の肉を使い、肉の繊維に沿って縦に切ることが大事です

繊維に逆らって切ると、炒めている時に肉がバラバラになります。

豚肉と牛肉の味付けの違い

豚肉や牛肉の味付けで、チンジャオロースの出来栄えは変わります。

下味

豚肉の下味

豚肉は淡白なので、あっさりとした味付けがよいと言われています。

豚肉の下味は、塩、こしょう、料理酒、生姜汁、片栗粉を使います。

豚肉は臭みがあるので、生姜汁を入れて臭みを消します。

牛肉の下味

牛肉は肉の味が濃いので、はっきりとした味付けがよいと言われています。

牛肉の下味は、塩、しょう油、こしょう、料理酒、(老酒)、片栗粉を使います。

牛肉の旨味を引き出すために、しょう油と老酒を入れます。

合わせ調味料

豚肉の合わせ調味料

しょう油、砂糖(チューニャン・甘酒)、料理酒、(老酒)、こしょう、水溶き片栗粉、中華スープ

牛肉の合わせ調味料

しょう油、砂糖(チューニャン・甘酒)、料理酒、ハオユー(オイスターソース)、(老酒)、こしょう、水溶き片栗粉、中華スープ

*牛肉にオイスターソースを入れると、牛肉の味がはっきりして美味しくなります。しかし、豚肉に入れると、豚肉の旨味が消えるという意見もあります。

*老酒を入れると香りがよくなるそうですが、なくても大丈夫です。

*チューニャンは、普通の甘酒でも大丈夫ですが、甘酒の甘さに応じて砂糖を調節してください。

*中華スープは、水に鶏ガラスープの素を溶いたものでも大丈夫です。量の目安は、全体の調味料の割合の1/2くらいです。

私は、チンジャオロースを作る時、豚肉を使うこともありますが、どちらかというと牛肉で作ることが多いです。

そこで、今回肉は豚肉を使用し、ピーマンの代用としてパプリカと茎ブロッコリー、たけのこの代用としてエリンギを使い、上記の豚肉の下味と合わせ調味料で、味見をしながら自分で美味しく感じる分量で作ってみました。

結果、ピーマンやたけのこがなくても、決して劣らないチンジャオロースができました。

赤と黄色のパプリカと、緑の茎ブロッコリーの色が鮮やかで、エリンギの食感もたけのこに近く、代用した野菜で作ったとは思えないほどでした。

また、豚肉に下味がしっかりとついて、合わせ調味料と具材がよく絡み合い、しかも肉や野菜の味も感じられて、とても美味しくいただくことができました。

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まとめ

チンジャオロースでピーマン以外なら代わりは何がいいか、たけのこの代わりは何がいいかなどについて、お伝えしました。

  • チンジャオロースでピーマンの代わりになる野菜は、パプリカ、ししとう、小松菜、グリーンアスパラガス、茎ブロッコリー。
  • チンジャオロースでたけのこの代わりになるものは、じゃがいも、エリンギ、れんこん、もやし。

チンジャオロースと言えば、牛肉にピーマンとたけのこというイメージが強いように思いますが、肉は、豚肉でも牛肉でもどちらでもよいし、野菜も固定しないで冷蔵庫にある野菜で作れます。

チンジャオロースは肉も野菜もたくさん入って栄養豊富な料理ですので、この記事を参考にして、自由にアレンジしたチンジャオロースを作って楽しんでもらえたらうれしいです。

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