約1年前、突如として現れた新型コロナウイルス。
このウイルスによって、私たちの日々の生活は大きく変わりました。
いつでもマスクをすることは当たり前、手洗いや消毒への意識の変化、職種によってはリモートワーク推奨など日常は一変しました。
なかなか外出や旅行をすることも難しくなってしまいましたね。
さてそんな中、神社やお寺、御朱印巡りも大きな影響を受けています。
コロナ禍前とどう変わったのか……御朱印巡りの今をお伝えします。
参拝の入口・手水舎の変化

下落合氷川神社 2021年2月撮影
参拝前にまず手口を清めるのが手水舎。
普段なら柄杓を使うのですが、ほとんど全ての神社で今は閉じられています。
このように竹の中から水が落ちてくるものや、手水舎事態を閉鎖してしまって消毒液を設置してある神社もあります。

花園神社 2020年11月撮影
また今年は初詣の分散参拝を呼びかけるニュースが報じられましたが、人が多く集まりそうな行事の際には検温を実施している神社もありました。
お店に入る時にはおなじみの光景ですが、神社まで……と衝撃を受けました。
(画像は新宿・花園神社の酉の市の様子です。)

花園神社 2020年11月撮影
これから夏に向けて、お祭りが予定されている神社も多くありますが、このように参拝前の検温が必須になるかもしれません。
個人的には2020年はほとんどのお祭りが中止、もしくは神事のみとなってしまったので、規模を縮小してでも、このように感染対策を徹底した上で、2021年こそ開催していただけるよう祈っております。
おみくじも変わった!

沼袋氷川神社 2021年2月撮影
箱の中から運命の一枚をひくおみくじ。
最近は凝ったものも多く、参拝の際には必ずひくという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先日ある神社に参拝した際には、おみくじの箱の隣に消毒液が置かれていました。
確かにおみくじも不特定多数の人が触れるものですからね……。
別の神社では、なんと使い捨てのビニール手袋が設置されていました。
曰く、おみくじをひく際には必ず手袋をはめてひいて下さい、とのこと。
神社やお寺の方はそこまで徹底して感染対策をしてくださっているのですね。
参拝させていただく我々も気を引き締めましょう。
御朱印はこう変わった!

沼袋氷川神社 2021年2月撮影
御朱印の拝受方法も2020年の後半あたりから変わってきた印象です。
ほとんどの寺社が書き置きの御朱印のみとなっています。
確かに、自分の御朱印帳に直接書いていただきたいところですが、しばらくは仕方ありませんよね。

武蔵国分寺 2020年11月撮影
場合によっては、御朱印自体しばらくお休みされている寺社も……。
寺社によっては、公式サイトで御朱印は書き置きのみの旨や場合によっては受付時間短縮などのお知らせが掲載されているので、お出かけ前にチェックをお勧めします。
まとめ
当たり前のようにいつも見守ってくださっていた寺社。
今回のウイルスにより当たり前の日常は変わってしまいました。
お参りの際に自分のお願いごとにくわえて、コロナの早期収束も加えて祈るのもいいかもしれません。
参拝の際は、体調に少しでも違和感があったら無理せず、マスクなど感染対策の上気を付けてご参拝ください。
コメント