着物姿のやまとなでしこ、とっても憧れますよね~。
着物を着て、街歩きをしてみたいという方も少なくないのではないでしょうか?
でもレンタル着物サービスを利用すれば、用意するものは何もなしで、着物の着付けからヘアレンジまでやってくれます。
場所は東京の浅草。
着物姿が似合う町、浅草で着物の着付け体験をしてきました。
観光で東京を訪れた際に着物の着付け体験をしてみたいという方に、私の体験が参考になれば幸いです。
ただし、後半でご紹介しているのは着付け体験と言うよりコスプレに近いものがありますが、なかなか面白い体験なので興味のある方はぜひ体験してみてください。
とにかく!行ってみましょう!
浅草着物体験レビュー
着物を着て浅草の街を散策してみたい!ってことで、浅草の某着物レンタルショップを訪れました。
早速、その時の様子をご紹介いたします。
事前にネットで着物レンタルのお店を探し、当日朝一でそのお店に行きました。
そしてお気に入りの一着を選ぶと、スタッフの方が丁寧に着物を着させてくれます。
着物に袖を通すのは成人式依頼。
本当は自分の結婚ですでに着物を着ているはずなんですけど、残念ながら「独女」を満喫中の私は久しく着物を着ていませんでした。
結婚式の予定が当分なさそうなので、着付け体験が来るべき日の予行練習みたいになってます。
何てことを考えているうちに、あっという間に着付けが完了。
それではその姿をお見せいたします。

2018年5月撮影
じゃーん!いかがでしょうか?
敢えて洋服では選ばない、華やかな柄にチャレンジしてみました。
黙っていれば、やまとなでしこ見えなくもないのではないのでしょうか?

2018年5月撮影
お店の方のご厚意で帯も可愛く結んでもらいました。
この帯、表と裏がビビットピンクとミントグリーンという個性的な組み合わせで、それが可愛くて決めたのですが、うまく活かして結んでいただきました。

2018年5月撮影
足元にも注目です!
実はかわいい黒猫ちゃんの刺繍が!
着物っていろいろルールがありそうだし、難しいものだと思っていたのですが、こんな遊び心もありなんて驚きました。
足袋も履きなれていない人用に、伸縮性のある生地で出来ていてとても履きやすかったです。

2018年5月撮影
浅草には浅草寺だけでなく、たくさんのお寺がありますよね。
インスタ映えを狙って1枚パチリ。
たくさんの写真映えするスポットがあるので、たくさん写真を撮ってみてくださいね。
個人的には、地元・横浜にもこういうサービスがないかなと探しているところです。
赤レンガ倉庫と袴姿のハイカラさんなんて、素敵ではないでしょうか?
着物体験お店の選び方
「浅草 着物」で検索するとたくさんのお店がでてきます。
私自身、体験したお店の名前は失念してしまったのですが…
お値段も大きく変わらないし、どこに予約をいれればいいのか悩んでしまいますよね。
そこで私なりのお店選びのポイントを2つご紹介します。
ヘアアレンジ料金
レンタル料金にヘアアレンジ料金が含まれているか確認しましょう。
サイトをよく見ていくと、ヘアアレンジは別料金のところもあります。
せっかく着物を着るなら髪型まで気合を入れたいものです。
どうせなら「ヘアアレンジ込み」のプランがおすすめです。
朝一番の予約
あと予約するなら朝一番が絶対におすすめです!
朝一で着付けを済ませれば、観光する時間がたっぷり取れるのはもちろんですが、朝一番だと選べる着物の数が多くお気に入りの一着が見つかりやすくなります。
私も頑張って早起きして、途中うたた寝しつつ横浜から行きました。
昼頃だと可愛い着物はレンタル済なんてこともあります。
頑張って早起きしましょう。
歌舞伎座で連獅子に変身!
同じ和服繋がりで別の体験をご紹介いたします。
実は演劇大好き女子でもある私。
特に歌舞伎は大好きです!
数年前に新しくなった歌舞伎座ですが、なんと改装時に歌舞伎役者へ変身できる写真館ができたと聞いて、行ってきました!
常々、私は思っていました。
歌舞伎役者の方のメイクはどうやっているんだろう……テレビで素顔を拝見する限り、眉毛は普通にあるのにどうやって隠してメイクをしていうんだろうと……。
今回、実際に歌舞伎メイクを施してもらい、その謎が解けることとなりました。
それでは早速、メイクの模様をお伝えします。

2017年8月撮影
ちなみに私の眉は見ての通り細めで薄め。
幼いころ、安室ちゃんに憧れて抜いて以来生えてこなくなりました……。
ナチュナルな眉が定番の今、タイムマシーンがあったら子どもの頃の自分を殴って止めたいです。
眉だけ真似しても、安室ちゃんにはなれないと……。

2017年8月撮影
なんと!あっという間に眉が消えました!
練り消しのような、粘土のような「眉潰し」というアイテムを使って、叩き込むように薄く伸ばすと綺麗に眉無しになるのでした。

2017年8月撮影
ひんやりとした白塗りもしてもらって、メイクが続きます。
ちなみに被っているのは「羽二重」というかつらを被るときに地毛をおさえるもの。
ここはメイク道具などもすべて実際に歌舞伎役者さんが使っているのと同じメーカーのものを使っているとのこと。
これは歌舞伎ファンとしてテンションがあがります!

2017年8月撮影
隈取りを施してもらって、気分はすっかり出番待ちをする歌舞伎役者です。
自然と表情も引き締まります。

2017年8月撮影
完成!「連獅子」より子獅子です。
実はこれ、衣装とかつらは顔ハメです。
画面上の子獅子のフレームに合わせて撮ったもの。
そうは見えないリアルさですよね?
ちなみに私の年賀状は毎年この画像を使っています。
歌舞伎メイクというとても貴重な経験ができてとても楽しかったのですが、一つ難点があり、このメイクを落とすのはとても大変で、メイク落としシート10枚くらい使って何とか落としました。
一応その点は覚悟しておいてください(笑)
※残念ながら現在は撮影スタジオが歌舞伎座から撤退してしまい、メイク体験はできません。(2021年3月現在)いつか復活するのを待っています!
変身写真館で「花魁」に変身!
浅草でレンタル着物を探しているうちに「花魁変身」なる気になるものを発見した私。
これはやってみるしかない……どうせならオリジナリティーある花魁がいい……と思い、できそうなお店を探します。
(正統派?花魁変身についてはこちらの記事をどうぞ。)
テーマは「和洋折衷」です。
着物ワンピースに打掛、でも髪は金髪ストレート。
かなり自由に衣装や小道具を選ばせてもらいました。
こちらのお店は自分でスマホ撮影はNGだったのですが、お店の方が撮影風景を撮ってくださいます。

2016年6月撮影

2016年6月撮影
本格的な機材に緊張するも、お店の方がとにかく褒めてくれるので緊張もほどけて、気分はすっかりモデルです。
そして撮れた奇跡の1枚!

2016年6月撮影
お店に入ったときはすっぴんだったのに、メイクと撮影でこんなに変身できるなんて……!
大満足の仕上がりです!
意気揚々と友人に送ったところ、「誰?」と返されるくらいの大変身を遂げたのでした。
変身写真館の選び方
ひとくちに変身写真館と言っても、たくさんの写真館があります。
選ぶポイントは、「自分の撮りたい写真が撮れるか」の一言に尽きます。
気になった写真館のサンプル写真や背景セットの写真をよく見てみましょう。
自分がイメージする写真が撮れそうですか?
価格との折り合いもありますが、決して安くはない変身写真。
思った通りに撮れなかった!なんてことがないように、サイトは隅々までチェックしましょう。
まとめ
浅草での着物レンタルについてご紹介しました。
いかがでしたか。
着物を着て浅草を練り歩けば、気分はもうすっかりやまとなでしこ!
その気になって、所作もちょっとおしとやかになった自分にちょっとびっくり。
最終的には、やまとなでしこからはだいぶ脱線していきましたが、自分の満足のいく変身ができて大満足です。
コスプレ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、変身写真は自分の新しい一面をみせてくれます。
着物体験と併せて、ぜひ歌舞伎や花魁への変身も楽しめること間違いなしのおすすめ体験です。
そして最後に一つ、浅草の新しいグルメをご紹介。
着物から着替えたら、ぜひ浅草の食べ歩きもいいものですよ。
ついついいろんなものを食べ過ぎてしまいましたが、その中からの私のおすすめの一品は台湾の唐揚げ「炸鶏排(ザージーパイ)」です。
浅草、伝法院通りにある「浅草 安心や」というお店で販売されています。
ご覧の通り、顔と同じくらいの大きさがあります!

2018年5月撮影
サクサクの衣は意外に軽く、ひとりでペロリ。
やまとなでしこへの道のりは厳しいのでした……。
浅草を訪れた際は、ぜひ食べてみてください。
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